しばた‐みなお【柴田南雄】
[1916〜1996]作曲家。東京の生まれ。雄次の子。東京芸大教授。二十世紀音楽研究所を設立、前衛音楽のリーダーとして活躍した。十二音技法の歌曲「朝の歌」の他、「コンソート‐オブ‐オーケストラ」...
しばた‐ゆうじ【柴田雄次】
[1882〜1980]化学者。東京の生まれ。東京帝大教授、東京都立大総長、学士院院長。錯塩化学・分光化学・地球化学の研究で業績を残した。「金属錯塩の分光科学的研究」で学士院恩賜賞を受賞。昭和37...
しばた‐れんざぶろう【柴田錬三郎】
[1917〜1978]小説家。岡山の生まれ。本姓、斎藤。スピード感あふれる文体で、自由な発想の時代小説を数多く執筆。剣豪小説で絶大な人気を集めた。「イエスの裔(すえ)」で直木賞受賞。他に「眠狂四...
しば‐たん【司馬談】
[?〜前110]中国、前漢の学者。司馬遷の父。太史令という暦官にあって歴史の編纂(へんさん)事業に着手したが、完成をみないで没した。「史記」は司馬遷が父の業を受け継いで成ったもの。
しばの‐りつざん【柴野栗山】
[1736〜1807]江戸中期の儒学者。讃岐(さぬき)の人。名は邦彦。後藤芝山(ごとうしざん)に学び、江戸に出て昌平坂学問所の教官となった。のち、老中松平定信に寛政異学の禁を建議した。寛政の三助...
しば‐よしかど【斯波義廉】
室町中期の武将。室町幕府の管領。斯波氏を継いで、越前・尾張・遠江(とおとうみ)の守護職となった。のち、義敏と家督を争い、応仁の乱の一因を作った。生没年未詳。
しば‐よしとし【斯波義敏】
[1435〜1508]室町中期の武将。斯波義健(しばよしたけ)の没後その養子となったが、重臣の朝倉・織田らと合わず、家督を退けられた。のち、義廉(よしかど)と家督を争い、応仁の乱の一因を作った。
しば‐よしまさ【斯波義将】
[1350〜1410]室町前期の武将。室町幕府の管領。足利義詮(あしかがよしあきら)・義満・義持の3代の将軍に仕え、幕府の基礎固めに尽力した。
しば‐りょうたろう【司馬遼太郎】
[1923〜1996]小説家。大阪の生まれ。本名、福田定一(ていいち)。戦国時代や幕末などの変革期に題材をとった歴史小説を数多く執筆。広い読者層を得て、昭和を代表する人気作家となった。「梟(ふく...
しばん【師蛮】
⇒卍元師蛮(まんげんしばん)