ちょう‐こう【趙高】
[?〜前207]中国、秦の宦官(かんがん)。趙(ちょう)(河北省)の人。始皇帝の死後、丞相の李斯(りし)と謀り胡亥(こがい)を2世皇帝に擁立。のち李斯を殺し丞相となって権力を振るい、胡亥を殺し子...
ちょう‐こくとう【張国燾】
[1898〜1979]中国共産党の創立者の一人。江西省の人。共産党中央委員・中華ソビエト共和国臨時政府副主席などを歴任。長征に際して毛沢東らと対立、党籍を剝奪されて香港に亡命。のちカナダに移住。...
ちょう‐さい【張載】
[1020〜1077]中国、北宋の思想家。陝西(せんせい)省の人。字(あざな)は子厚。横渠(おうきょ)先生とよばれた。「太虚即気」を唱え、気の変化によって万象を説明し、また、天地と自己との一体感...
ちょう‐さく【張鷟】
中国、唐代の文人。深州陸沢(河北省)の人。字(あざな)は文成。号は浮休子。名文家としての名は日本にまで知られていた。著「遊仙窟(ゆうせんくつ)」「朝野僉載(ちょうやせんさい)」など。生没年未詳。
ちょう‐さくりん【張作霖】
[1875〜1928]中国の軍人・政治家。奉天派の総帥。海城(遼寧(りょうねい)省)の人。字(あざな)は雨亭。馬賊の出身。東三省を支配下に収め、北京政界に進出。1926年東三省保安総司令に就任、...
ちょう‐さんしゅう【長三洲】
[1833〜1895]幕末・明治の漢学者・書家。豊後(ぶんご)の人。名は炗(ひかる)。字(あざな)は世章。奇兵隊に参加。維新後は文部大丞・文部省学務局長・東宮侍書などを歴任。漢詩・南画にもすぐれ...
ちょう‐し【張芝】
中国、後漢代の書家。酒泉(甘粛省)の人。字(あざな)は伯英。草書にすぐれていたところから草聖とよばれた。生没年未詳。
ちょう‐しどう【張之洞】
[1837〜1909]中国、清末の政治家。南皮(河北省)の人。字(あざな)は孝達。湖広総督・軍機大臣などを歴任。軍備の近代化、京漢(けいかん)鉄道の敷設など、洋務運動を推進した。著「勧学篇」など。
ちょうしょうし【長嘯子】
⇒木下(きのした)長嘯子
ちょう‐しよう【趙紫陽】
[1919〜2005]中国の政治家。河南省出身。1938年中国共産党入党。1980年首相に就任し、鄧小平を補佐。1987年党総書記となる。1989年民主化要求運動を支持したため失脚した。チャオ=...