しまづ‐ひさみつ【島津久光】
[1817〜1887]江戸末期の政治家。薩摩(さつま)の人。斉彬(なりあきら)の異母弟。忠義の父。斉彬の死後、子の忠義が藩主となったのちは藩政の実権を握った。藩内尊攘(そんじょう)派を弾圧して公...
しんかわ‐かずえ【新川和江】
[1929〜2024]詩人。茨城の生まれ。西条八十に師事。詩集「睡(ねむ)り椅子」でデビューし、「ローマの秋・その他」で室生犀星賞を受賞。詩集「比喩でなく」に収められた作品「わたしを束ねないで」...
シーモノフ【Konstantin Mikhaylovich Simonov】
[1915〜1979]ソ連の小説家・劇作家・詩人。常に時代に即した国際的なテーマを取り上げた。小説「夜となく昼となく」、戯曲「ロシアの人々」など。
すえかわ‐ひろし【末川博】
[1892〜1977]法学者。山口の生まれ。滝川事件で京大法学部を辞職。のち、立命館大学総長。専攻の民法だけでなく、護憲・平和運動でも活躍。著「権利侵害論」など。
せんりゅう【川柳】
⇒柄井川柳(からいせんりゅう) 江戸中期に発生した雑俳の一。前句付けの付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点者であった初世柄井川柳の名による。季語や切れ字などの制約はなく、口語を用い、...
ソクラテス【Sōkratēs】
[前470または469〜前399]古代ギリシャの哲学者。アテネに生まれる。よく生きることを求め、問答法によって相手に自らの無知を自覚させ、真の認識に到達させようとした。しかしこの努力は理解を得ら...
だるま【達磨】
《(梵)Bodhidharmaの音写、菩提(ぼだい)達磨の略》 中国禅宗の始祖。インドのバラモンの出身と伝え、6世紀初め中国に渡り、各地で禅を教えた。嵩山(すうざん)の少林寺で面壁九年の座禅を...
とくがわ‐いえさだ【徳川家定】
[1824〜1858]江戸幕府第13代将軍。在職1853〜1858。家慶の四男。生来病弱のため、政治は老中に一任。後嗣がなく、将軍継嗣問題が起きた。
トラス【Liz Truss】
[1975〜 ]英国の政治家。首相。オックスフォード大学卒業後、石油・通信業界で働き、2010年に下院議員に当選。司法相・外相などを経て2022年、首相に就任。→スナク
なりなが‐しんのう【成良親王】
[1326〜1344]後醍醐天皇の皇子。名は「なりよし」とも。建武の中興後、鎌倉に下向。上野(こうずけ)太守となり、続いて征夷大将軍となった。北朝の光明天皇の即位にあたり皇太子に立てられたが、ま...