もとき‐よしなが【本木良永】
[1735〜1794]江戸中期の蘭学者。名は「りょうえい」とも。通称、栄之進。のち、仁太夫。長崎オランダ通詞として、訳書「天地二球用法」により、日本にコペルニクスの地動説を紹介。著「阿蘭陀海鏡書...
もとだ‐ながざね【元田永孚】
[1818〜1891]漢学者。肥後の人。号、東野。明治維新後、宮内省に出仕して明治天皇の侍講を務め、枢密顧問官となり、教育勅語の草案作成に尽力した。著「幼学綱要」など。
もとや‐ゆきこ【本谷有希子】
[1979〜 ]劇作家・小説家。石川の生まれ。「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を当時の最年少記録で受賞。「幸せ最高ありがとうマジで!」で岸田国士戯曲賞受賞。小説「異類婚姻譚」で芥川賞受賞。他に「ぬるい...
モネ【Claude Monet】
[1840〜1926]フランスの画家。印象派の代表画家。同派の呼称は、その作品「印象‐日の出」に由来する。ほかに「睡蓮(すいれん)」など。
モネ【Jean Monnet】
[1888〜1979]フランスの実業家・政治家。第一次大戦後、国際連盟事務局次長を務めるなど、国際的に活躍。第二次大戦後には、フランスの復興と経済近代化に貢献した。また、欧州石炭鉄鋼共同体(EC...
モムゼン【Theodor Mommsen】
[1817〜1903]ドイツの歴史家。ローマ史研究の基礎を確立。政治家としても活躍。1902年ノーベル文学賞受賞。著「ローマ史」「ローマ公法」など。
ももた‐そうじ【百田宗治】
[1893〜1955]詩人。大阪の生まれ。本名、宗次。詩誌「椎の木」を主宰。詩集「最初の一人」「ぬかるみの街道」など。
モラエス【Wenceslau de Moraes】
[1854〜1929]ポルトガルの海軍軍人・日本文化研究家。明治31年(1898)来日、神戸・大阪領事となり、日本女性と結婚し、のち徳島に永住。日本の民俗・文化を海外に紹介した。著「日本通信」「...
モラビア【Alberto Moravia】
[1907〜1990]イタリアの小説家。心理主義的な写実描写により、現代人の倦怠(けんたい)と退廃を鋭く描き出した。作「無関心な人々」「ローマの女」など。
モラン【Paul Morand】
[1888〜1976]フランスの小説家・詩人。外交官として世界各地に駐在、異国趣味的コスモポリタニズムに立つ新感覚の作品を書いた。作「夜ひらく」「夜とざす」「恋のヨーロッパ」など。