みん【旻】
[?〜653]飛鳥(あすか)時代の学僧。遣隋使小野妹子に従い、中国に留学。帰国して大化の改新の際、高向玄理(たかむこのくろまろ)とともに国博士となり、官制などを立案。びん。
みんき‐そしゅん【明極楚俊】
[1262〜1336]中国元代の臨済宗の僧。1330年(元徳2)来日し、摂津国に広厳寺を開き、建長寺・南禅寺・建仁寺に歴住した。勅号は仏日焔慧禅師。
ミンコフスキー【Hermann Minkowski】
[1864〜1909]ドイツの数学者。ロシアの生まれ。ドイツのゲッティンゲン大学教授。整数論に幾何学的概念を導入した。また、ミンコフスキー空間の考え方により、特殊相対性理論を数学的に基礎づけた。
みんちょう【明兆】
[1351ころ〜1431]室町初期の画僧。淡路の人。字(あざな)は吉山。号、破草鞋(はそうあい)。東福寺の殿司(でんす)となり、兆殿司ともよばれる。宋・元の画風を研究、肥痩(ひそう)のある墨線と...
ミース‐ファン‐デル‐ローエ【Ludwig Mies van der Rohe】
[1886〜1969]ドイツ生まれの建築家。近代建築様式の代表者の一人で、鋼材・ガラスによる高層建築を提唱。バウハウスの最後の校長を務めたのち、米国に亡命。
ミード【Margaret Mead】
[1901〜1978]米国の文化人類学者。南太平洋各地での現地調査を通して人格形成と文化との関連を研究し、男女の役割規定が文化によってなされることを示した。著「サモアの思春期」「男性と女性」など。