カーネマン【Daniel Kahneman】
[1934〜2024]米国とイスラエルの二重国籍をもつ心理学者・経済学者。経済学者のエイモス=トゥベルスキーとともに、経済学に心理学の手法を導入し、人間の非合理的な意思決定を理論化したプロスペク...
ガネット【Ruth Stiles Gannett】
[1923〜2024]米国の児童文学作家。1948年に、少年エルマーが竜を助ける物語「エルマーのぼうけん」を発表。続編「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」を含めた三部作は多くの言語...
ガルバーニ【Luigi Galvani】
[1737〜1798]イタリアの解剖・生理学者。カエルの足が金属と接触すると痙攣(けいれん)が生じることを発見し、生物電気の研究や電気学に道を開いた。また、これは2種の金属による電気の発生である...
ガードン【John Bertrand Gurdon】
[1933〜 ]英国の生物学者。1962年、オタマジャクシの細胞の核を、事前に核を除いた未受精卵に移植することでカエルのクローンを作製、世界初の体細胞クローン作製を成功させた。ウルフ賞・ラスカー...
キュレル【François de Curel】
[1854〜1928]フランスの劇作家。1892年、自由劇場の創設者アントワーヌに匿名で送った「聖女の裏面」など三作品が採用上演され、劇作家としてデビューした。文明批評的な思想劇・社会劇を発表。...
きよみず‐ろくべえ【清水六兵衛】
[1738〜1799]江戸中期の陶工。摂津の人。号、愚斎。京都五条坂の窯元(かまもと)海老屋(えびや)清兵衛に学び、独立して同地に窯を開いた。野趣に富む六兵衛風として独自の京焼を生んだ。以来現在...
ギンズバーグ【Allen Ginsberg】
[1926〜1997]米国の詩人。1950年代後半、反管理社会を打ち出したビート派文学運動の代表者。長詩「吠(ほ)える」、詩集「アメリカの没落」など。
くしだ‐まごいち【串田孫一】
[1915〜2005]詩人・哲学者・随筆家。東京の生まれ。東京帝大を卒業後、パスカルの研究者として教鞭をとるかたわら、「歴程」などの詩誌で活躍。昭和33年(1958)には尾崎喜八らと山の文芸誌「...
クッツェー【John Maxwell Coetzee】
[1940〜 ]南アフリカ共和国の小説家。大学教授を務めるかたわら小説を執筆し、「マイケル・K」と「恥辱」で2度のブッカー賞を受賞。1987年にエルサレム賞を、2003年にはノーベル文学賞を受賞...
くめ‐けいいちろう【久米桂一郎】
[1866〜1934]洋画家。佐賀の生まれ。フランスに渡り、黒田清輝とともにラファエル=コランに師事。帰国後、天真道場を興し、白馬会創立に参加、明るい外光派的画風で活躍。教育家・美術行政家として...