アジソン【Joseph Addison】
[1672〜1719]英国の随筆家・政治家。18世紀随筆文学の興隆の祖。スティールと共同で「スペクテーター」紙を創刊。
キップリング【Joseph Rudyard Kipling】
[1865〜1936]英国の小説家・詩人。ボンベイ(ムンバイ)の生まれ。インドを舞台とする作品で知られる。1907年、ノーベル文学賞受賞。小説「ジャングルブック」、詩集「七つの海」など。
コンラッド【Joseph Conrad】
[1857〜1924]英国の小説家。ポーランド生まれ。船員生活の体験の海洋小説のほか政治小説を発表。人間の倫理性の問題を追究した。作「ナーシサス号の黒人」「闇の奥」など。
ゴビノー【Joseph-Arthur de Gobineau】
[1816〜1882]フランスの外交官・小説家・思想家。古代アーリア人の優秀性を唱えた「人種不平等論」はナチズムなどに利用された。他に小説「レ‐プレイアード」など。
ジョット【Giotto di Bondone】
[1266ころ〜1337]イタリアの画家。奥行きのある空間と劇的な人間像の表出で中世末期の生硬な定型を脱し、ルネサンスへ至る絵画の新境地を開いた。彫刻・建築でも活躍。
ジョッフル【Joseph Jacques Césaire Joffre】
[1852〜1931]フランスの軍人。元帥。第一次大戦中、マルヌの戦いを勝利に導いた。
ターナー【Joseph Mallord William Turner】
[1775〜1851]英国の画家。光と大気の表現に基づく、煙るような空間構成の風景画を制作。印象派に大きな影響を与えた。作「雨・蒸気・速力」など。
ニエプス【Joseph Nicéphore Niépce】
[1765〜1833]フランスの化学者・発明家。瀝青(れきせい)の感光性を利用して写真製版に成功。ダゲールの銀板写真術完成にも協力した。
フーシェ【Joseph Fouché】
[1759〜1820]フランスの政治家。革命期には反革命派を弾圧。のちテルミドールの反動に加担。総裁政府・ナポレオン時代・王政復古の間は警察大臣として権勢をふるった。「変節の政治家」として有名。
プリーストリー【Joseph Priestley】
[1733〜1804]英国の神学者・化学者。気体を研究し、1774年に酸素を発見し、近代化学への道を開いたが、終生フロギストン説の立場をとった。酸化窒素・アンモニア・塩化水素・二酸化硫黄なども発見。