そがのや‐ごろう【曽我廼家五郎】
[1877〜1948]喜劇俳優・作者。大阪の生まれ。本名、和田久一。明治37年(1904)曽我廼家十郎とともに劇団曽我廼家を結成、大阪の個性を強く身につけた俳優兼作家として活躍。のちに十郎と分か...
その‐あやこ【曽野綾子】
[1931〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、三浦知寿子(ちずこ)。夫は作家三浦朱門(しゅもん)。各国を取材し、戦争・社会・宗教など幅広いテーマで執筆。作品に「遠来の客たち」「神の汚れた手」「天上...
ソンタグ【Susan Sontag】
[1933〜2004]米国の女性批評家・作家。芸術や医療、政治など幅広い分野について批評活動を行った。小説「死の葬具」、評論「反解釈」「写真論」「ラディカルな意志のスタイル」「隠喩としての病」など。
たおか‐のりお【田岡典夫】
[1908〜1982]小説家。高知の生まれ。フランスから帰国し、俳優学校で学んだ後に作家活動に入る。郷里の土佐を舞台とした時代小説で知られる。「強情いちご」およびその他の作品で直木賞受賞。他に「...
たかぎ‐あきみつ【高木彬光】
[1920〜1995]推理作家。青森の生まれ。本名、誠一。江戸川乱歩の推奨で「刺青殺人事件」が刊行されデビュー。「能面殺人事件」で探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)受賞。他に「成吉思汗(...
たかはし‐げんいちろう【高橋源一郎】
[1951〜 ]小説家。広島の生まれ。「さようなら、ギャングたち」で作家デビュー、吉本隆明の激賞を受ける。「優雅で感傷的な日本野球」で三島由紀夫賞受賞。他に「競馬探偵の憂鬱な月曜日」「ペンギン村...
たかはし‐たかこ【高橋たか子】
[1932〜2013]小説家。京都の生まれ。本名、和子(たかこ)。夫は作家高橋和巳(かずみ)。夫の死後、本格的に小説を書き始める。昭和50年(1975)洗礼を受け、カトリック作家に転じた。「怒り...
たかはし‐ひろき【高橋弘希】
[1979〜 ]小説家・ミュージシャン。青森の生まれ。平成26年(2014)「指の骨」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。音楽活動のかたわら小説を発表し、平成30年(2018)「送り火」で芥川賞を受賞。
たかはし‐みちつな【高橋三千綱】
[1948〜2021]小説家。大阪の生まれ。スポーツ新聞記者などを経て作家生活に入る。「九月の空」で芥川賞受賞。自作の「真夜中のボクサー」で映画製作にもかかわる。他に「退屈しのぎ」「空の剣」「明...
たかはた‐いさお【高畑勲】
[1935〜2018]アニメーション作家。三重の生まれ。はじめテレビアニメを演出・監督、のちアニメ映画の脚本・監督を手がける。「風の谷のナウシカ」など、宮崎駿(はやお)監督作品のプロデュースでも...