そ‐てき【祖逖】
[266〜321]中国、東晋の武将。字(あざな)は士稚。元帝にすすめて後趙(こうちょう)の石勒(せきろく)と戦い、黄河以南を晋の領土に回復した。
ソロモン【Solomon】
イスラエル王国第3代の王。在位、前961ころ〜前922ころ。ダビデ王の子。通商を振興して経済を発展させ、エルサレムに神殿や宮殿を建設、いわゆる「ソロモンの栄華」を現出したが、国民は重税に苦しみ、...
たいら‐の‐たかもち【平高望】
桓武平氏の祖。桓武天皇の皇子葛原(かつらばら)親王の孫。寛平元年(889)平朝臣(たいらのあそん)の姓を受け、上総介(かずさのすけ)となり、現地に土着して関東に勢力を築いた。高望王。生没年未詳。
たいら‐の‐まさかど【平将門】
[?〜940]平安中期の武将。高望(たかもち)の孫。下総(しもうさ)を本拠として土着豪族の伝統的勢力を継承、伯父国香を殺し、関東の最強豪族となった。下総猿島(さしま)に王城を営み、文武百官を置...
たおか‐のりお【田岡典夫】
[1908〜1982]小説家。高知の生まれ。フランスから帰国し、俳優学校で学んだ後に作家活動に入る。郷里の土佐を舞台とした時代小説で知られる。「強情いちご」およびその他の作品で直木賞受賞。他に「...
たかなが‐しんのう【尊良親王】
[1311〜1337]後醍醐天皇の第2皇子。名は「たかよし」とも。元弘の変で土佐に流された。足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反には新田義貞とともに戦い、越前金ヶ崎城を守ったが、落城し、自害した。
たやす‐むねたけ【田安宗武】
[1715〜1771]江戸中期の国学者・歌人。徳川吉宗の子。田安家を興す。荷田在満(かだのありまろ)・賀茂真淵(かものまぶち)を召し抱えて国学を学ぶ。万葉調の歌人としても有名。著「歌体約言」「...
たんぜい【弾誓】
[1552〜1613]安土桃山時代・江戸初期の浄土宗捨世派の僧。尾張の人。各地を遍歴、佐渡で修行中に阿弥陀の説法を感得。のち、京都大原の阿弥陀寺などを開いた。
つつい‐じゅんけい【筒井順慶】
[1549〜1584]安土桃山時代の武将。大和筒井城主。山崎の戦いで、洞ヶ峠(ほらがとうげ)に陣を置き明智光秀・羽柴秀吉両軍の形勢を眺め、有利な羽柴方についたとされ、日和見(ひよりみ)主義の典型...
とさ‐の‐いん【土佐院】
土御門(つちみかど)天皇の異称。承久の乱後、土佐に流されたところからいう。