ベーダ【Baeda/Beda】
[673ごろ〜735]英国の神学者・歴史家。幅広い学識と人格によって「尊敬すべきベーダ」とよばれた。著「英国教会史」など。ベード。
ベーテ【Hans Albrecht Bethe】
[1906〜2005]米国の物理学者。ドイツ生まれ。原子核物理学の開拓に貢献し、核反応理論、特に恒星のエネルギー生成論など、理論物理学の各分野に業績を残した。第二次大戦中は、原子爆弾研究所理論物...
ベーメ【Jakob Böhme】
[1575〜1624]ドイツの哲学者。靴屋職のかたわら、神秘主義思想家として、独特な汎神論的自然哲学を形成。のち、シェリング・ヘーゲルにより再評価された。主著「曙光」。
ベーリング【Emil Adolph von Behring】
[1854〜1917]ドイツの細菌学者。北里柴三郎とともに破傷風菌とジフテリア菌の抗毒素血清を作製。1901年ノーベル生理学医学賞受賞。
ベール【Pierre Bayle】
[1647〜1706]フランスの哲学者。デカルトの懐疑の方法を継承して歴史学・哲学・神学に導入し、「歴史的批判的辞典」を著した。
ペアノ【Giuseppe Peano】
[1858〜1932]イタリアの数学者。自然数の公理論を最初に展開し、数学を純粋に論理的に組み立てようとした。その公理群はペアノの公理として知られ、また、平面上のすべての点を通る連続曲線はペアノ...
ペダーセン【Charles John Pedersen】
[1904〜1989]米国の化学者。母は日本人。デュポン社研究所研究員。1967年にクラウンエーテルを発見し、その性質を研究した。1987年ノーベル化学賞受賞。
ペラギウス【Pelagius】
[354〜420ころ]イギリスの修道士・神学者。自由意志という人間の能力を強調し、原罪を否定。アウグスティヌスらの批判を受けて、416年に異端とされた。著「パウロ書簡注解」。
ペラン【Jean-Baptiste Perrin】
[1870〜1942]フランスの物理化学者。ブラウン運動を観測し、モル分子数を測定して分子の存在を実証した。1926年ノーベル物理学賞受賞。
ペリオ【Paul Pelliot】
[1878〜1945]フランスの東洋学者。1906〜1909年、中央アジアを踏査、敦煌(とんこう)の千仏洞から多数の文書・遺物を発見。著「敦煌千仏洞」。