ウィルソン【Charles Thomson Rees Wilson】
[1869〜1959]英国の物理学者。ウィルソンの霧箱を発明し、イオンの飛跡の撮影に成功。1927年、ノーベル物理学賞受賞。
ウィンケルマン【Johann Joachim Winckelmann】
[1717〜1768]ドイツの美術史家・考古学者。古代ギリシャ美術の研究に努めた。著「古代美術史」。
ウィンデルバント【Wilhelm Windelband】
[1848〜1915]ドイツの哲学者・哲学史家。カントの批判哲学を発展させ、新カント学派の中の西南ドイツ学派の創始者となった。著「近世哲学史」「哲学概論」。
きよみず‐ろくべえ【清水六兵衛】
[1738〜1799]江戸中期の陶工。摂津の人。号、愚斎。京都五条坂の窯元(かまもと)海老屋(えびや)清兵衛に学び、独立して同地に窯を開いた。野趣に富む六兵衛風として独自の京焼を生んだ。以来現在...
キルヒホッフ【Gustav Robert Kirchhoff】
[1824〜1887]ドイツの物理学者。定常電流に関するキルヒホッフの法則を発見、次いでブンゼンとともに分光分析を研究し、黒体概念を導入して熱放射の輻射能(ふくしゃのう)に関する法則を確立。弾性...
しんらん【親鸞】
[1173〜1263]鎌倉初期の僧。浄土真宗の開祖。日野有範(ひのありのり)の子。比叡山で天台宗などを学び、29歳のとき法然に師事し、他力教に帰した。師の法難に連座して越後に流され、ここで恵信...
スウィージー【Paul Marlor Sweezy】
[1910〜2004]米国のマルクス主義経済学者。独占資本の構造や恐慌の分析で知られる。ハーバード大助教授を思想的立場から辞任し、雑誌「マンスリーレビュー」の編集者として評論活動に従事した。著「...
スウェーデンボリ【Emanuel Swedenborg】
[1688〜1772]スウェーデンの神秘思想家。科学者であったが、霊的覚醒を受けて心霊研究に没頭し、新宗教を創設。著「天界と地獄」「神智と神愛」など。スウェーデンボルグ。
ずいけい‐しゅうほう【瑞渓周鳳】
[1392〜1473]室町中期の臨済宗の僧。和泉(いずみ)の人。号、臥雲(がうん)山人。南都で華厳を学び、景徳寺・等持寺・相国寺に歴住。のち、鹿苑院(ろくおんいん)塔主となった。足利義政の信任を...
ちうん【智蘊】
[?〜1448]室町中期の連歌師。本名、蜷川新右衛門親当(にながわしんえもんちかまさ)。足利義教に仕え、和歌を正徹(しょうてつ)に学んだ。著「親当句集」。