すみよし‐じょけい【住吉如慶】
[1599〜1670]江戸前期の画家。堺の人。京都・江戸で活躍。具慶の父。名は広通。通称、内記。土佐派に属したが、勅命により、鎌倉時代の画家、住吉慶恩(慶忍)の画系を復興するため住吉を名のり、住...
せん‐せん【銭選】
中国、宋末・元初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字は舜挙(しゅんきょ)。号、玉潭(ぎょくたん)・霅川翁(とうせんおう)など。宋滅亡後、遺民画家として北宋院体画風の復興をめざした。山水・花...
たかくわ‐らんこう【高桑闌更】
[1726〜1798]江戸中期の俳人。加賀の人。名は忠保または正保。蕉風の復興に努め、天明の俳諧中興に貢献。編著「芭蕉翁消息集」「俳諧世説」、句集「半化坊発句集」など。
デキウス【Gaius Messius Quintus Trajanus Decius】
[201ころ〜251]ローマ皇帝。在位249〜251。パンノニア出身。帝国の統治強化のためローマの伝統的な神々の祭儀復興を図り、キリスト教徒を迫害。
ニザーム‐アル‐ムルク【Niẓām al-Mulk】
[1018〜1092]イラン系ムスリムの政治家。セルジュークトルコのスルターンに宰相として仕え、事実上の実権を握った。バグダッドなど各地にニザーミヤ学院を設立、スンニー派の復興に努めた。著「政治...
にのみや‐そんとく【二宮尊徳】
[1787〜1856]江戸後期の農政家・思想家。相模の人。通称、金次郎。農家に生まれ、没落した家を再興。のち、諸藩・諸村の復興に尽力、幕臣となった。徹底した実践主義者で、その思想・行動は報徳社運...
はなだ‐きよてる【花田清輝】
[1909〜1974]評論家・小説家。福岡の生まれ。現代の変革をモチーフにした評論および芸術運動の組織者として活躍。評論「復興期の精神」、小説「鳥獣戯話」など。
ひがしふしみ‐の‐みや【東伏見宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮邦家親王の第八王子彰仁親王が創立。小松宮と改称後、明治36年(1903)その弟依仁親王が復興。大正11年(1922)親王が死去し廃絶。
ビアード【Charles Austin Beard】
[1874〜1948]米国の歴史家。経済的利害を重視した史学を提唱。二度来日し、東京の市政調査や関東大震災後の復興計画に参与。著「アメリカ合衆国史」など。
フィチーノ【Marsilio Ficino】
[1433〜1499]イタリアの人文主義者。プラトン主義を復興させ、メディチ家の働きかけでプラトンアカデミーを開く。キリスト教神学とプラトン哲学との融合の試みは、ルネサンス期の新プラトン主義隆盛...