ほんあみ‐こうえつ【本阿弥光悦】
[1558〜1637]桃山時代から江戸初期の芸術家。京都の人。号、太虚庵・自得斎など。刀剣鑑定の名家である本阿弥家の分家に生まれる。書・陶芸・漆芸などにすぐれ、元和元年(1615)徳川家康より洛...
ほんごう‐しん【本郷新】
[1905〜1980]彫刻家。北海道の生まれ。高村光太郎に師事。新制作派協会彫刻部創設に参加。代表作に戦没学生記念像「わだつみのこえ」「氷雪の門」など。
ほんま‐しろうさぶろう【本間四郎三郎】
[1733〜1801]江戸中期の豪商。名は光丘。本間家3代目。庄内藩の酒田で事業に成功し、藩財政に関与。また、私財を投じて最上川の治水や天明の飢饉(ききん)の救済を行った。
もとき‐しょうざえもん【本木庄左衛門】
[1767〜1822]江戸後期のオランダ通詞。長崎の人。良永の長子。名は正栄。号は蘭汀。フランス語・英語も修得し、日本で最初の英和辞書「諳厄利亜(アンゲリア)語林大成」、最初のフランス語学書「払...
もとき‐よしなが【本木良永】
[1735〜1794]江戸中期の蘭学者。名は「りょうえい」とも。通称、栄之進。のち、仁太夫。長崎オランダ通詞として、訳書「天地二球用法」により、日本にコペルニクスの地動説を紹介。著「阿蘭陀海鏡書...
もとや‐ゆきこ【本谷有希子】
[1979〜 ]劇作家・小説家。石川の生まれ。「遭難、」で鶴屋南北戯曲賞を当時の最年少記録で受賞。「幸せ最高ありがとうマジで!」で岸田国士戯曲賞受賞。小説「異類婚姻譚」で芥川賞受賞。他に「ぬるい...