とう【湯】
中国、殷(いん)の湯王のこと。
とう‐おう【湯王】
中国古代の殷(いん)王朝の創始者。成湯・武湯・武王ともよばれた。姓は子、名は履(り)といわれる。夏の桀(けつ)王を討ち、殷を建国、亳(はく)に都した。
とう‐けんそ【湯顕祖】
[1550〜1616]中国、明代の劇作家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は義仍(ぎじょう)。号、若士・清遠道人。詩文では、古文辞派の主張に反対した。代表作は戯曲「還魂記」「南柯記(なん...
とう‐じゃくぼう【湯若望】
⇒アダム=シャール
ゆあさ‐じょうざん【湯浅常山】
[1708〜1781]江戸中期の儒学者。備前岡山藩士。名は元禎。字(あざな)は士祥。江戸に出て服部南郭・太宰春台に学び、帰って藩政に参与。のち、直言が疎まれて退けられ、著述に専念した。著「常山紀...
ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】
[1907〜1981]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三男らと協力して中間子理論を展開。その後、非局所場の理論、素粒子の統一理論へと発展...
ゆはら‐の‐おおきみ【湯原王】
奈良前期の歌人。志貴皇子(しきのみこ)の子。天智天皇の孫。歌は万葉集に19首がのっている。生没年未詳。