ごとう‐せいたろう【五島清太郎】
[1867〜1935]動物学者。山口の生まれ。東京帝大教授。クラゲ・ヒトデや寄生虫の研究で知られる。日本の寄生虫学の創始者の一人。大正2年(1913)学士院賞受賞。著「外部寄生性吸虫類の研究」「...
シュライデン【Matthias Jakob Schleiden】
[1804〜1881]ドイツの植物学者。シュワンと協力して、生物の細胞説を提唱した先駆者。著「科学的植物学」。
ジョリオ‐キュリー【Joliot-Curie】
(Jean Frédéric 〜)[1900〜1958]フランスの物理学者。パリ出身。キュリー夫妻の長女イレーヌと結婚し、協力して研究を進め、ポロニウムのα(アルファ)線を用いて人工放射能を発...
ゼルニケ【Frits Zernike】
[1888〜1966]オランダの物理学者。位相差顕微鏡を発明。1953年、ノーベル物理学賞受賞。
ディラック【Paul Adrien Maurice Dirac】
[1902〜1984]英国の理論物理学者。量子力学と相対性原理とを結合し、ディラックの電子論を発表して反粒子(陽電子)を予測した。1933年、E=シュレーディンガーとともにノーベル物理学賞受賞。...
ひらが‐げんない【平賀源内】
[1728〜1780]江戸中期の本草学者・戯作者。讃岐(さぬき)の人。名は国倫(くにとも)。字(あざな)は子彝(しい)。号、鳩渓。他に福内鬼外(ふくちきがい)・風来山人・森羅万象などと称した。...
ファン‐デル‐ワールス【Johannes Diderik van der Waals】
[1837〜1923]オランダの物理学者。物質の状態変化などを研究し、気体および液体についての状態方程式を発表、気体分子間に引力が働くことを解明した。1910年ノーベル物理学賞受賞。
ファント‐ホッフ【Jacobus Henricus van't Hoff】
[1852〜1911]オランダの化学者。立体化学を創始し、化学平衡の熱力学、希薄溶液理論を発表。F=W=オストワルトと「物理化学雑誌」を創刊、物理化学の基礎を築いた。1901年ノーベル化学賞受賞。
ファン‐ローン【Hendrik Willem Van Loon】
[1882〜1944]米国の著述家。オランダ生まれ。大衆向けや少年少女向けの歴史書を多数発表した。著「人類史物語」「聖書物語」など。バン=ルーン。
フェルミ【Enrico Fermi】
[1901〜1954]イタリアの物理学者。米国に亡命、帰化。原子核のβ(ベータ)崩壊の理論を立てて素粒子論の端緒を開き、中性子照射によってフェルミウムなど多くの放射性同位元素をつくった。初めて原...