おう‐あんせき【王安石】
[1021〜1086]中国、北宋の政治家・文学者。臨川(江西省)の人。字(あざな)は介甫(かいほ)。神宗の信任を得て宰相となり、青苗(せいびょう)法など多くの新法を実施したが、旧法党の反対にあっ...
くさなぎ‐えんせき【日柳燕石】
[1817〜1868]幕末の勤王家。讃岐(さぬき)の人。名は政章。通称加島屋長次郎。詩文に長じ、勤王の博徒として志士をかくまい、投獄された。戊辰(ぼしん)戦争に従軍中、柏崎で病死。
さだ‐かいせき【佐田介石】
[1818〜1882]浄土真宗の僧、国粋主義者。肥後の人。仏教の須弥山(しゅみせん)説をもって地動説を排斥し、独自の経済論をもって国産品愛用運動を起こした。著「栽培経済論」など。
しょう‐かいせき【蒋介石】
[1887〜1975]中国の政治家。中華民国総統。浙江(せっこう)省奉化(ほうか)の人。字(あざな)は中正。孫文に師事し、黄埔(こうほ)軍官学校を創設、革命軍を養成して北伐を成功させた。のち、国...
そせき【疎石】
⇒夢窓疎石(むそうそせき)
たかみ‐せんせき【鷹見泉石】
[1785〜1858]江戸後期の武士・蘭学者。下総(しもうさ)の人。名は忠常。古河(こが)藩の家老で大塩平八郎の乱平定を指揮。また、地図・地理書を収集し、海外地理を研究。
チアン‐チエシー【蒋介石】
⇒しょうかいせき(蒋介石)
なつめ‐そうせき【夏目漱石】
[1867〜1916]小説家・英文学者。江戸の生まれ。本名、金之助。英国留学後、教職を辞して朝日新聞の専属作家となった。自然主義に対立し、心理的手法で近代人の孤独やエゴイズムを追求、晩年は「則...
のろ‐かいせき【野呂介石】
[1747〜1828]江戸後期の南画家。紀伊の人。名は隆。池大雅(いけのたいが)の門下。山水竹石にすぐれ、紀州藩御用絵師となった。
やりつ‐たいせき【耶律大石】
[?〜1143]カラキタイ(西遼)の初代皇帝。在位1132〜1143。字(あざな)は重徳。廟号(びょうごう)は徳宗。遼の王族の出身。遼が金の攻撃を受けると外モンゴルに逃れ、のち西進して制圧、11...