そが‐の‐いしかわのまろ【蘇我石川麻呂】
[?〜649]飛鳥時代の朝臣。馬子の孫。本宗家の蝦夷(えみし)・入鹿(いるか)と反目、大化の改新に功を立て、孝徳天皇即位とともに右大臣に就任。のち、讒言(ざんげん)によって自殺。蘇我倉山田石川麻呂。
そが‐の‐いなめ【蘇我稲目】
[?〜570]飛鳥時代の豪族。崇仏派の中心となり、物部(もののべ)・中臣(なかとみ)氏らと対立。皇室と姻戚関係を結び、蘇我氏全盛の礎をつくった。
そが‐の‐いるか【蘇我入鹿】
[?〜645]飛鳥時代の豪族。蝦夷(えみし)の子。皇極天皇に仕えて権勢を振るい、山背大兄王(やましろのおおえのおう)の一家を滅ぼして全盛を誇ったが、大化の改新で中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)...
そが‐の‐うまこ【蘇我馬子】
[?〜626]飛鳥時代の豪族。稲目の子。排仏派の物部守屋を滅ぼし、崇峻天皇を暗殺して実権を握った。日本最初の史書といわれる「天皇記」「国記」を撰録。
そが‐の‐えみし【蘇我蝦夷】
[?〜645]飛鳥時代の豪族。馬子の子。父を継いで大臣となり、専横を極めた。子の入鹿(いるか)が暗殺されると、自邸に火をつけて自殺。
そが‐の‐くらやまだ‐の‐いしかわのまろ【蘇我倉山田石川麻呂】
⇒蘇我石川麻呂(そがのいしかわのまろ)
そ‐とうば【蘇東坡】
⇒蘇軾(そしょく)
そ‐ぶ【蘇武】
[前140ころ〜前60]中国、前漢の武将。杜陵(とりょう)(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は子卿(しけい)。匈奴(きょうど)に使節として行き、19年間抑留されたが、節を守りとおして帰国し...
そま【蘇摩】
⇒ソーマ
そ‐まんじゅ【蘇曼殊】
[1884〜1918]中国、清末・民国初期の詩人・文学者。横浜に生まれ、母は日本人。名は玄瑛(げんえい)、字(あざな)は子穀。曼殊は僧号。革命運動に参加。辛亥(しんがい)革命後は幻想的作風を示し...