フレーゲ【Gottlob Frege】
[1848〜1925]ドイツの数学者・哲学者。論理主義の立場から数の理論の基礎づけを試み、現代の記号論理学の創始者となった。また、語や文の「意義」と「意味」を区別して、言語分析哲学の基礎を築いた...
ブール【George Boole】
[1815〜1864]英国の数学者。代数学を使って論理的推論を展開するブール代数を完成、記号論理学の基礎を築いた。また、不変式論を確立した。
ベルツェリウス【Jöns Jacob Berzelius】
[1779〜1848]スウェーデンの化学者。元素の化学記号を用いる表示法を提唱。また、化合物の電気的二元論を唱えた。ベリセーリウス。
ホワイトヘッド【Alfred North Whitehead】
[1861〜1947]英国の数学者・哲学者。B=ラッセルとともに記号論理学を確立。数学の論理的基礎、物理学の哲学的基礎を考察。その後、有機体の概念を中核とする形而上学を展開。著「過程と実在」、共...
ボードリヤール【Jean Baudrillard】
[1929〜2007]フランスの社会学者。構造主義・記号論の影響下で記号としての「物」を考察し、現代消費社会を分析した。著「消費社会の神話と構造」「象徴交換と死」など。
ミロ【Joan Miró】
[1893〜1983]スペインの画家。抽象的、記号的な形象と明るい色彩との調和により、天真爛漫(らんまん)で幻想的な画風を確立した。バレエの舞台装置・版画・彫刻・陶器などでも活躍。
モンタギュー【Richard Montague】
[1930〜1971]米国の数学者・論理学者。記号論理学を自然言語の意味論へ応用、モンタギュー文法を構築して形式意味論の創始者となった。
やまぐち‐まさお【山口昌男】
[1931〜2013]文化人類学者。北海道の生まれ。構造主義や記号論を日本に紹介。「中心と周縁」「トリックスター」などの文化理論は、日本の思想界に大きな影響を与えた。「『敗者』の精神史」で大仏次...
ライプニッツ【Gottfried Wilhelm Leibniz】
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。哲学では、モナド論・予定調和の説を展開。数学では、ニュートンと...
ラッセル【Bertrand Russell】
[1872〜1970]英国の数学者・哲学者。記号論理学を集大成、ホワイトヘッドとともに「数学原理」を著し、分析哲学における人工言語学派の始祖の一人となった。平和運動の国際的指導者としても活躍。1...