クリムト【Gustav Klimt】
[1862〜1918]オーストリアの画家。象徴主義の影響下に、装飾性の強い官能美をたたえた作品を描き、ユーゲントシュティールの代表的存在となった。
グールモン【Remy de Gourmont】
[1858〜1915]フランスの評論家・小説家。象徴主義の理論家として知られる。評論「仮面の書」「文学散歩」など。
コルビエール【Tristan Corbière】
[1845〜1875]フランスの詩人。自費出版の詩集「黄色い恋」を残して無名のまま夭折(ようせつ)。死後、ベルレーヌが「呪われた詩人」の一人として紹介したことから、象徴派詩人として認められた。
サマン【Albert Victor Samain】
[1858〜1900]フランスの詩人。象徴派で、繊細な詩風。詩集「王女の庭で」など。
サン‐ジョン‐ペルス【Saint-John Perse】
[1887〜1975]フランスの詩人・外交官。作風は象徴主義的。1960年ノーベル文学賞受賞。作「追放」など。
しまき‐あかひこ【島木赤彦】
[1876〜1926]歌人。長野の生まれ。本名、久保田俊彦。伊藤左千夫に師事し、「アララギ」を編集。初め万葉風と写生とを強調、のち東洋的な象徴主義を目ざした。歌集「氷魚(ひお)」「太虗(たいきょ...
シモンズ【Arthur William Symons】
[1865〜1945]英国の詩人・批評家。イギリス象徴派の代表者。フランス象徴主義の紹介に尽力。詩集「昼と夜」、評論「文学における象徴主義運動」など。
しょうわ‐てんのう【昭和天皇】
[1901〜1989]第124代天皇。在位1926〜1989。大正天皇の第1皇子。名は裕仁(ひろひと)。大日本帝国憲法下では唯一の主権者として統治権を総攬(そうらん)したが、第二次大戦後、神格化...
ジャリ【Alfred Jarry】
[1873〜1907]フランスの劇作家・詩人。象徴主義の影響を受け、戯曲「ユビュ王」はシュールレアリスムの先駆とされる。
セガンティーニ【Giovanni Segantini】
[1858〜1899]イタリア生まれの画家。スイスに定住。アルプスを背景に自然と人間との調和を追求、独自の点描法のもとに象徴主義的な画風を示した。