ドイツ‐きしだん【ドイツ騎士団】
中世の三大宗教騎士団の一。第3次十字軍の際に創設されたドイツ兵救護のための病院を起源とする。13世紀から14世紀にかけてドイツ東北部の植民と改宗運動を行い、プロイセンの基礎を築いたが、次第に勢力...
はせべ‐ことんど【長谷部言人】
[1882〜1969]人類学者・解剖学者。東京の生まれ。新潟大・東北大・東大教授。日本人類学会会長。日本人の起源を研究し、東京帝大理学部に人類学科を創設した。著作に「自然人類学概論」「日本人の祖...
はやし‐ちゅうしろう【林忠四郎】
[1920〜2010]宇宙物理学者。京都の生まれ。東京帝大卒業後、京大で研究に従事。ビッグバン後の元素の起源、太陽系の起源、星の進化の研究などで功績がある。昭和61年(1986)文化勲章受章。
はやし‐らざん【林羅山】
[1583〜1657]江戸初期の儒学者。幕府儒官林家の祖。京都の人。名は忠・信勝。法号、道春。朱子学を藤原惺窩(ふじわらせいか)に学び、徳川家康から家綱まで4代の将軍に侍講として仕えた。上野忍岡...
ヒッグス【Peter Ware Higgs】
[1929〜 ]英国の物理学者。1964年に素粒子の質量獲得モデル(ヒッグス機構)を提唱。素粒子に質量を与える役割をもつ粒子はヒッグス粒子とよばれ、長年にわたって探索が続いた。2012年にCER...
ヘイエルダール【Thor Heyerdahl】
[1914〜2002]ノルウェーの探検家・人類学者。ポリネシア文化は古代ペルーに起源があるという説を立証するため、1947年に筏(いかだ)コンティキ号でペルーからポリネシアへの漂流実験を行い、1...
ヘルダー【Johann Gottfried von Herder】
[1744〜1803]ドイツの哲学者・文学者。自然、感情、民族的個性の尊重を説き、シュトゥルム‐ウント‐ドラング運動に影響を与えた。著「新ドイツ文学断想」「言語の起源についての論考」「人類歴史哲...
みやず‐ひめ【宮簀媛】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃。尾張の豪族の娘。日本武尊は東征の帰途、媛を娶(めと)って草薙剣(くさなぎのつるぎ)を預けた。尊の死後、媛はこの剣をまつって社を建て、熱田神宮の起源をなしたという。
もりもと‐ろくじ【森本六爾】
[1903〜1936]考古学者。奈良の生まれ。昭和4年(1929)東京考古学会を組織し、雑誌「考古学」を創刊。弥生時代の水田稲作農耕の存在を主張した。著「日本農耕文化の起源」。
ラスムッセン【Knud Johan Victor Rasmussen】
[1879〜1933]グリーンランドの北極探検家・民俗学者。犬ぞりでグリーンランドからベーリング海峡まで横断。またエスキモーの起源についても研究し、エスキモー学の父と称された。