こうにん‐てんのう【光仁天皇】
[709〜782]第49代天皇。在位、770〜781。天智天皇の孫。志貴皇子の第6王子。名は白壁。称徳天皇没後、藤原永手・藤原百川らに擁立されて即位。道鏡を下野(しもつけ)薬師寺別当に左遷し、皇...
こう‐の‐もろなお【高師直】
[?〜1351]南北朝時代の武将。武蔵守。法名、道常。足利尊氏(あしかがたかうじ)の執事として南朝軍と戦い、大功をあげた。のち、尊氏の弟直義(ただよし)と対立、直義を追って一時実権を掌握したが...
こが‐せいり【古賀精里】
[1750〜1817]江戸後期の儒学者。肥前の人。名は樸(すなお)。字(あざな)は淳風。陽明学・朱子学を学び、藩校を経て昌平坂学問所教授となる。柴野栗山・尾藤二洲とともに、寛政の三助と称された。...
コクトー【Jean Cocteau】
[1889〜1963]フランスの作家。詩・小説・演劇・映画・絵画など、多様な分野で活躍。前衛的作風により、独自の美を追求した。詩「ポエジー」、小説「恐るべき子供たち」、映画「美女と野獣」「オルフ...
こ‐けんせい【顧憲成】
[1550〜1612]中国、明の政治家・学者。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は叔時。神宗に仕えたが、免官され帰郷。弟の允成(いんせい)・高攀竜(こうはんりゅう)とともに東林書院を復...
こごう【小督】
中納言藤原成範(ふじわらのしげのり)の娘。高倉天皇に愛されたため、建礼門院の父平清盛によって追放された。小督の局(つぼね)。生没年未詳。
謡曲。四番目物。金春禅竹(こんぱるぜんちく)作。高倉...
ことう‐ぶんじろう【小藤文次郎】
[1856〜1935]地質学者。島根の生まれ。東京帝大教授。ドイツに留学。日本岩石学・火山学・地震地質学・東亜地質学の分野で開拓者となった。
コーシー【Augustin Louis Cauchy】
[1789〜1857]フランスの数学者。多面体・弾性波・応力の理論を確立し、特に微積分の基礎および微分方程式の分野で貢献。著「解析学講義」「微積分法」など。
ごこうごん‐てんのう【後光厳天皇】
[1338〜1374]北朝第4代天皇。在位1352〜1371。光厳天皇の第2皇子。名は弥仁(いやひと)。南北朝の和議が破れ、後村上天皇の吉野遷幸に伴い、足利尊氏(あしかがたかうじ)・足利義詮(よ...
ごむらかみ‐てんのう【後村上天皇】
[1328〜1368]第97代天皇。在位、1339〜1368。後醍醐天皇の皇子。名は義良(のりなが)。吉野で即位後、足利勢の攻撃に伴って転々と行宮を移動し、摂津住吉で没。