ツァラ【Tristan Tzara】
[1896〜1963]フランスの詩人。ルーマニア生まれ。ダダイスムの創始者の一人。のち、シュールレアリスム運動に参加。作「アンチピリン氏の最初の天上の冒険」「反頭脳」など。
ツワイク【Arnold Zweig】
[1887〜1968]ドイツのユダヤ系小説家。第一次大戦に従軍した体験から「白人たちの大戦争」(「グリーシャ連作」)を生涯にわたり書き続けた。ナチスの台頭でパレスチナに亡命、のちドイツで活躍。ツ...
テオフラストス【Theophrastos】
[前373ころ〜前287ころ]古代ギリシャの哲学者。アリストテレスを継ぎ、その学校リュケイオンの学頭となった。また、植物学の祖とされる。著「形而上学」「植物誌」「性格論」など。
ディオゲネス【Diogenēs ho Seleukeus】
[前240ころ〜前152]古代ギリシャの哲学者。バビロニアのセレウケイアの生まれ。クリュシッポスの弟子。ストア学派の学頭としてタルソスのゼノンの後継者。セレウケイアのディオゲネス。バビロニアのデ...
ディーツゲン【Joseph Dietzgen】
[1828〜1888]ドイツの哲学者・社会主義者。1848年の三月革命に参加。マルクスらとは独立に弁証法的唯物論に達した。著「人間の頭脳活動の本質」など。
はやし‐ほうこう【林鳳岡】
[1645〜1732]江戸中期の儒学者。江戸の人。鵝峰の次男。名は信篤。徳川家綱から吉宗までの5代の将軍に仕えた。林家学問所が湯島に移され、官学の学問所となったとき、大学頭(だいがくのかみ)に任...
はんがく【板額】
鎌倉時代の勇婦。城資盛(じょうすけもり)のおば。建仁元年(1201)資盛が源頼家に抗し越後で挙兵した時、陣頭に立って奮戦したがついに捕らえられた。のちに浅利義遠(よしとお)の妻。生没年未詳。
ブレジネフ【Leonid Il'ich Brezhnev】
[1906〜1982]ソ連の政治家。1952年にロシア共産党幹部会員候補兼書記として頭角を現し、党務関係の要職を歴任。フルシチョフ失脚で党第一書記(1966年に書記長と改称)となり、国際緊張の緩...
ほうじょう‐かてい【北条霞亭】
[1780〜1823]江戸後期の漢詩人。志摩の人。名は襄。字(あざな)は子譲・景陽。霞亭は号。京都で皆川淇園(きえん)に、江戸で亀田鵬斎(ほうさい)に学ぶ。備後の菅茶山に招かれ廉塾の塾頭、次いで...
ポンパドール【Madame de Pompadour, Jeanne Antoinette Poisson】
[1721〜1764]フランス国王ルイ15世の愛人。社交界では才知と美貌(びぼう)をもって知られ、宮廷入りしてからは政治上でも重要な地位を占めた。また芸術や文学などを厚く保護し、ボルテール・デ...