エパミノンダス【Epameinōndas】
[前418ころ〜前362]古代ギリシャ、テーベの将軍。レウクトラで、新戦術の斜線陣法を用いてスパルタ軍を破った。
エピクテトス【Epiktētos】
[55ころ〜135ころ]ストア学派の哲学者。奴隷であったが、のちに解放された。理性的な意志の力によって不動の心境(アパテイア)に達すべきことを説いた。死後に弟子が講義集録「綱要」などをまとめた。
エピクロス【Epikūros】
[前341ころ〜前270ころ]古代ギリシャの哲学者。エピクロス学派の祖。人生の目的は精神的快楽にあるとし、心境の平静(アタラクシア)を求めた。
エラトステネス【Eratosthenēs】
[前272ころ〜前192ころ]ギリシャの学者。アレクサンドリア文庫の管理者。文学・数学・天文学・地理学・哲学にすぐれ、「五種競技選手」ともよばれた。主著「地理学」。
エンペドクレス【Empedoklēs】
[前493ころ〜前433ころ]古代ギリシャの哲学者・詩人・政治家・医師。シチリア島の生まれ。万物は地・水・火・風の4元素からなり、愛と憎が動力因として働き、結合分離・生成消滅があると説いた。著「...
カルーソー【Enrico Caruso】
[1873〜1921]イタリアのオペラ歌手。テノールの幅広い声量、表情豊かな演技で、20世紀初頭のオペラ黄金時代を築いた。
グラナドス【Enrique Granados y Campiña】
[1867〜1916]スペインの作曲家・ピアノ奏者。民族音楽を生かし、近代スペイン音楽を発展させた。作品にオペラ「ゴイエスカス」、ピアノ曲「スペイン舞曲」など。
ケンペル【Engelbert Kämpfer】
[1651〜1716]ドイツの医学者。1690年、オランダ東インド会社の医師として来日、2年間滞在。日本の歴史・政治・社会・宗教・地理・動植物などを「日本誌」「江戸参府紀行」などに著述。
フェルミ【Enrico Fermi】
[1901〜1954]イタリアの物理学者。米国に亡命、帰化。原子核のβ(ベータ)崩壊の理論を立てて素粒子論の端緒を開き、中性子照射によってフェルミウムなど多くの放射性同位元素をつくった。初めて原...
ベネット【Enoch Arnold Bennett】
[1867〜1931]英国の小説家。写実主義的描写と英国風のユーモアで知られる。小説「老妻物語」など。