ホイジンガ【Johan Huizinga】
[1872〜1945]オランダの歴史家。精神史との関連を考察し、文化史研究に新生面を開いた。著「中世の秋」「ホモ‐ルーデンス」など。ホイジンハ。
ホブソン【John Atkinson Hobson】
[1858〜1940]英国の経済学者。富の分配の不平等によって過少消費・過剰貯蓄がもたらされると説き、資本主義を批判。また、帝国主義の分析や景気変動理論に貢献した。著「帝国主義論」「近代資本主義...
ボルヘス【Jorge Luis Borges】
[1899〜1986]アルゼンチンの詩人・小説家。該博な知識に基づいた幻想的作風で知られる。詩集「ブエノスアイレスの熱狂」、短編集「伝奇集」「エル=アレフ(不死の人)」など。
ボーデ【Johann Elert Bode】
[1747〜1826]ドイツの天文学者。ベルリン天文台に勤め、天文年表や星表を刊行した。「ボーデの法則」を紹介。
ポンペ【Johannes Lydius Catherinus Pompe van Meerdervoort】
[1829〜1908]オランダの軍医。江戸幕府の海軍伝習所の医師として、安政4年(1857)来日。長崎養生所を設立し、医学教育を教授した。文久2年(1862)帰国。
マッテゾン【Johann Mattheson】
[1681〜1764]ドイツの作曲家・音楽理論家。ヘンデルの最初の伝記を書いた。著「完全なる楽長」など。
マルティ【José Martí】
[1853〜1895]キューバの革命家・詩人。ラテンアメリカにおける近代詩の先駆者。独立運動を指導し、スペイン軍と戦って戦死。独立の父と称される。詩集「イスマエリーリョ」など。
ミュラー【Johannes Peter Müller】
[1801〜1858]ドイツの生理・解剖学者。血液成分、分泌腺の働き、腫瘍(しゅよう)の構造、生殖器官の発生など、広い分野の研究で、多くの業績がある。著「人体生理学便覧」。
ミルトン【John Milton】
[1608〜1674]英国の詩人。ピューリタン革命に参加、言論の自由を主張し、共和政府に関与。王政復古後は、失明と孤独のうちに詩作に没頭した。叙事詩「失楽園」「復楽園」、劇詩「闘士サムソン」など。
ミレー【John Everett Millais】
[1829〜1896]英国の画家。ラファエル前派の結成に参加。のち、ロイヤルアカデミー会長。作「オフェーリア」など。ミレイ。