ミュラー【Paul Hermann Müller】
[1899〜1965]スイスの化学者。DDTに強い殺虫力があることを発見した。1948年ノーベル生理学医学賞受賞。
ミリューコフ【Pavel Nikolaevich Milyukov】
[1859〜1943]ロシアの政治家・歴史学者。1905年、立憲民主党(カデット)の創設に参加、自由主義派を指導。二月革命後に臨時政府外相となったが、ソビエト政権の成立で亡命。著「ロシア文化史...
モディアノ【Patrick Modiano】
[1945〜 ]フランスの小説家。1968年「エトワール広場」でデビュー。登場人物がアイデンティティーを求めてさまよう姿を、叙情的な筆致で描き出した作品が多い。1978年ゴンクール賞、2014年...
モラン【Paul Morand】
[1888〜1976]フランスの小説家・詩人。外交官として世界各地に駐在、異国趣味的コスモポリタニズムに立つ新感覚の作品を書いた。作「夜ひらく」「夜とざす」「恋のヨーロッパ」など。
ラファルグ【Paul Lafargue】
[1842〜1911]フランスの社会主義者。マルクスの次女と結婚。第一インターナショナル、パリコミューンに参加。フランス労働党を創立した。著「怠ける権利」など。
ランジュバン【Paul Langevin】
[1872〜1946]フランスの物理学者。ジョリオ=キュリーの師。物質の磁性を研究し、常磁性体・反磁性体の理論を立てた。また、第二次大戦中は反ナチスのレジスタンスを指導、戦後は教育改革に尽力。著...
ラーゲルクビスト【Pär Lagerkvist】
[1891〜1974]スウェーデンの小説家・詩人・劇作家。善と悪、神性と人性の二元的対立のテーマを追求した。1951年ノーベル文学賞受賞。小説「刑吏」「バラバ」など。
リクール【Paul Ricoeur】
[1913〜2005]フランスの哲学者。ヤスパースの実存哲学とフッサールの現象学から出発、解釈学・現象学・宗教哲学などの分野で業績をあげた。著「意志の哲学」「生きた隠喩」「時間と物語」など。
ルムンバ【Patrice Emery Lumunba】
[1925〜1961]コンゴ民主共和国の政治家。民族主義運動の指導者となり、1960年ベルギーからの独立後初代首相となったが、その後の動乱のなかで殺害された。