アブド‐アッラフマーン【‘Abd al-Raḥmān】
(1世)[731〜788]後ウマイヤ朝の始祖。在位756〜788。スペインのコルドバを中心にウマイヤ朝を再建、フランク王国カール大帝の遠征軍を破って王国の基礎を固めた。 (3世)[889〜9...
アブラハム【Abraham】
《多くの人々の父の意》旧約聖書に記されるイスラエルの民の祖。コーランでは、アラブ族の祖。初めアブラムと称した。
アブー‐バクル【Abū Bakr】
[573ころ〜634]イスラム教の初代正統カリフ。在位632〜634。預言者ムハンマド没後の教団分裂の危機を乗り切り、のちの発展の基礎をつくった。
アベ‐プレボー【abbé Prévost】
《アベはフランス語で神父の意》フランスの小説家プレボーの通称。
アベル【Abel】
旧約聖書の創世記に記されるアダムとイブとの次子。神に羊の初子を捧げて受け入れられたが、そのことを恨んだ兄カインに殺された。
オルテリウス【Abraham Ortelius】
[1527〜1598]ベルギーの地図学者。1570年に出版した「世界の舞台」は、世界最初の近代的地図帳。
ガザーリー【Abū Hāmid al-Ghazālī】
[1058〜1111]イスラム聖法学者・神学者・神秘思想家。ラテン語名アルガゼル。哲学を批判して正統神学を擁護し、他方ではそれを神秘主義と結合してイスラム教の再興を図った。ガッザーリー。
ガンス【Abel Gance】
[1889〜1981]フランスの映画監督。特にサイレント時代にすぐれた作品を発表し、グリフィスと並ぶ映画芸術の開拓者とされる。作「鉄路の白薔薇(しろばら)」「ナポレオン」など。
ルメートル【Abbé Georges Édouard Lemaître】
[1894〜1966]ベルギーの天文学者・カトリック司祭。1927年、一般相対性理論に基づく膨張宇宙論を提唱。
タスマン【Abel Janszoon Tasman】
[1603〜1659]オランダの探検家。東インド会社の船長で、タスマニア・ニュージーランド・フィジー諸島などを発見。