イシャウッド【Christopher Isherwood】
[1904〜1986]英国の小説家。1929年から4年間オーデンとともにドイツに滞在、のちロンドンに戻る。ナチス台頭直前のヨーロッパを描いた記録文学風の作品で知られる。オーデンとの合作の詩劇もあ...
ウィーラント【Christoph Martin Wieland】
[1733〜1813]ドイツの詩人・小説家。レッシングと並んで、ドイツ啓蒙主義の代表者。叙事詩「オーベロン」、小説「アガトン物語」。
ウォルフ【Christian von Wolff】
[1679〜1754]ドイツの哲学者・数学者。ライプニッツの哲学を継承し、合理主義哲学を体系化した。また、ラテン語に代えてドイツ語の哲学用語を定めるなど、ドイツ啓蒙思想を代表。著「数学の基礎」。
エイクマン【Christiaan Eijkman】
[1858〜1930]オランダの医学者。ジャワのバタビアで脚気(かっけ)の病因を研究、ビタミンB発見の端緒を開き、近代栄養学の基礎に貢献。1929年、ノーベル生理学医学賞受賞。
エンゲル【Christian Lorenz Ernst Engel】
[1821〜1896]ドイツの統計学者。「エンゲルの法則」で有名。著「人間の価値」「ベルギー労働者家族の生活費」など。
クリスチャン【Christian】
(4世)[1577〜1648]デンマーク王・ノルウェー王。在位1588〜1648。内外に積極策を実施したが、対外戦争に敗れ、バルト海への支配権を失った。
クリスチーヌ‐ド‐ピザン【Christine de Pisan】
[1364ころ〜1430ころ]イタリア生まれのフランスの女流詩人・著作家。優雅なバラードを多く作る一方、「薔薇(ばら)物語」を批判して女性擁護の論陣を張った。
クリスティーナ【Christina】
[1626〜1689]スウェーデン女王。在位1632〜1654。グスタフ2世の娘。デカルト、グロティウスらと交わり学芸を奨励した。退位後、各地を奔放に旅し、ローマで没。
クリュシッポス【Chrysippos】
[前280ころ〜前207ころ]古代ギリシャの哲学者。ストア学派の第3代学頭。同学派の学説を初めて体系化した。
クレチアン‐ド‐トロワ【Chrétien de Troyes】
[1135ころ〜1185ころ]中世フランスの韻文物語作家。アーサー王伝説に基づいて数々の恋と冒険の韻文詩を書き、騎士道物語に新境地を開いた。作「ランスロまたは車上の騎士」「ペルスバルまたは聖杯物...