キュレル【François de Curel】
[1854〜1928]フランスの劇作家。1892年、自由劇場の創設者アントワーヌに匿名で送った「聖女の裏面」など三作品が採用上演され、劇作家としてデビューした。文明批評的な思想劇・社会劇を発表。...
ギゾー【François Pierre Guillaume Guizot】
[1787〜1874]フランスの歴史家・政治家。研究生活から政界に入り、内相・首相をつとめたが、反動策をとって1848年二月革命を招き、イギリスに亡命。著「イギリス革命史」「ヨーロッパ文明史」など。
ギディングズ【Franklin Henry Giddings】
[1855〜1931]米国の社会学者。社会結合の基礎を同類意識に求め、のち、行動心理学によって社会複数行動説を提唱。著「社会学原理」「人間社会の科学的研究」など。
クライスラー【Fritz Kreisler】
[1875〜1962]米国のバイオリン奏者・作曲家。オーストリア生まれ。作品に「愛の喜び」「ウィーン奇想曲」など。
クリック【Francis Harry Compton Crick】
[1916〜2004]英国の分子生物学者。デオキシリボ核酸(DNA)の二重螺旋(らせん)構造モデルをJ=D=ワトソンと共同で提出。1962年、ワトソン、ウィルキンズとともにノーベル生理学医学賞受賞。
クリンガー【Friedrich Maximilian von Klinger】
[1752〜1831]ドイツの劇作家・小説家。ゲーテ・レンツらとともに新文学運動を展開。戯曲「シュトゥルム‐ウント‐ドラング(疾風怒濤(しっぷうどとう))」がこの運動の名称となった。→シュトゥル...
クルーエ【François Clouet】
[1510ころ〜1572]フランスの画家。父ジャンとともに宮廷画家として、精緻(せいち)な描写の肖像画・デッサンを多く残した。
クロプシュトック【Friedrich Gottlieb Klopstock】
[1724〜1803]ドイツの詩人。ドイツ近代詩の祖とされる。作「メシーアス」「春の祝い」など。
クープラン【François Couperin】
[1668〜1733]フランスの作曲家。音楽家の家系に生まれ、大クープランと称される。クラブサン奏法を確立した。
グアルディ【Francesco Guardi】
[1712〜1793]イタリアの画家。詩情あふれるベネチアの風景を描いた。作「ラグーナ」「大運河とリアルト橋」など。