グラナダ【Fray Luis de Granada】
[1505〜1588]スペインの宗教思想家。ドミニコ会士。主著「罪人の導き」は、慶長4年(1599)日本でも「ぎやどぺかどる」の題名で翻訳、出版された。
グリニャール【François Auguste Victor Grignard】
[1871〜1935]フランスの化学者。有機合成にマグネシウムを用いる反応を研究し、グリニャール試薬を発明。1912年、P=サバティエとともにノーベル化学賞受賞。
グリルパルツァー【Franz Grillparzer】
[1791〜1872]オーストリアの劇作家。ロマン主義の時代にあって、古典主義への復帰を理想とした。戯曲「サッフォー」「金羊毛皮」、小説「哀れな辻音楽師」など。
グンドルフ【Friedrich Gundolf】
[1880〜1931]ドイツの文芸史家。本名グンデルフィンガー(Gundelfinger)。ゲオルゲに師事し、哲学的文芸学を築いた。著「シェークスピアとドイツ精神」「ゲーテ」など。
ケクレ【Friedrich August Kekulé von Stradonitz】
[1829〜1896]ドイツの化学者。原子価論を発表。また、ベンゼンの環状構造式を解明するなど、有機化学の飛躍的発達を促した。
ケネー【François Quesnay】
[1694〜1774]フランスの経済学者。百科全書派の一人。重農主義を唱え、経済活動の自由放任を主張。著「経済表」など。
ケロッグ【Frank Billings Kellogg】
[1856〜1937]米国の政治家。クーリッジ政府の国務長官。1928年、フランスの外相ブリアンとともに不戦条約(ケロッグ‐ブリアン条約)を成立させた。1929年、ノーベル平和賞受賞。
コペー【François Coppée】
[1842〜1908]フランスの詩人・劇作家。パリの裏町の庶民の生活を叙情的に描いた。詩集「貧しい人たち」、戯曲「行人」など。
ゴヤ【Francisco José de Goya y Lucientes】
[1746〜1828]スペインの画家。宮廷画家として鋭い洞察力に基づく肖像画・宗教画・風俗画を描く一方、幻想的な作風をも示した。銅版画にもすぐれ、ナポレオン軍の侵入を描いたシリーズなどがある。...
ゴルトン【Francis Galton】
[1822〜1911]英国の人類遺伝学者。医学を修めたが、いとこのC=ダーウィンの影響で遺伝現象に関心を持ち、人間能力が遺伝性であることを指摘。1883年、優生学を提唱し、その創始者となった。ゴ...