エンツェンスベルガー【Hans Magnus Enzensberger】
[1929〜2022]ドイツの詩人・評論家。季刊誌「時刻表」を主宰し、現代社会の批判を中心に政治や文学を論じた。詩集「狼たちの弁護」、評論集「意識産業論」など。エンツェンベルガー。
オイラー‐ケルピン【Hans von Euler-Chelpin】
[1873〜1964]スウェーデンの化学者。ドイツの生まれ。広く化学全般を研究したが、特に酵母のアルコール発酵の酵素の研究が有名。1929年、A=ハーデンとともにノーベル化学賞受賞。
ガイガー【Hans Wilhelm Geiger】
[1882〜1945]ドイツの物理学者。ラザフォードのもとで放射線を研究。放射能の測定器を発明。また、α(アルファ)崩壊に関する「ガイガー‐ヌッタルの法則」を発見した。
ケルゼン【Hans Kelsen】
[1881〜1973]オーストリアの法学者。純粋法学を主唱。20世紀の法学に大きな影響を与えた。著「一般国家学」「純粋法学」など。
ザックス【Hans Sachs】
[1494〜1576]ドイツのマイスタージンガー。本業は靴職人。ユーモアと教訓に富む職匠歌・説話詩・謝肉祭劇などを多数残した。
シュペーマン【Hans Spemann】
[1869〜1941]ドイツの動物学者。イモリの胚(はい)の形成体の作用を発見し、実験発生学に功績を残した。1935年、ノーベル生理学医学賞受賞。
セリエ【Hans Selye】
[1907〜1982]カナダの生理・病理学者。オーストリアの生まれ。ストレス説を提唱した。
メムリンク【Hans Memling】
[1430ころ〜1494]フランドルの画家。ドイツ生まれ。調和と秩序ある画面構成のうちに柔和な詩情を示した。肖像画・宗教画が多い。
ヤウス【Hans Robert Jauss】
[1921〜1997]ドイツの文学理論家。コンスタンツ学派の代表的理論家。文学作品において、読者の解釈を重視する「受容美学」を提唱。著「美的経験と文学的解釈学」「挑発としての文学史」など。
ライヘンバハ【Hans Reichenbach】
[1891〜1953]ドイツ生まれの哲学者。論理実証主義の運動と密接なかかわりをもち、米国に渡って科学哲学の発展に貢献、特に確率論理学を研究した。著「確率論」など。ライヘンバッハ。