ネッケル【Jacques Necker】
[1732〜1804]フランスの財政家・政治家。ジュネーブ生まれ。文学者スタール夫人の父。フランス革命前後、財務総監として財政改革にあたった。著「財政論」。ネケール。
ネルー【Jawāharlāl Nehrū】
[1889〜1964]インドの政治家。I=ガンジーの父。M=K=ガンジーとともに反英独立運動に参加。1947年インド独立後は初代首相となる。在任1947〜1964年。中国の周恩来と「平和五原則」...
ハイフェッツ【Jascha Heifetz】
[1901〜1987]リトアニア生まれの米国のバイオリン奏者。高度の技巧と確かな構成力により、新しい演奏様式を確立した。
ハシェク【Jaroslav Hašek】
[1883〜1923]チェコの小説家。プラハの生まれ。未完の代表作「兵士シュベイクの冒険」では、一兵卒の軍隊生活を描いて、ユーモアのなかにオーストリア帝国の軍国主義を徹底的に批判した。
ハットン【James Hutton】
[1726〜1797]英国の地質学者。過去の大規模な地質現象も現在の自然現象の長時間の累積として説明できるとする斉一(せいいつ)説を主張。また、岩石の成因については火成論を唱えた。著「地球の理論」。
バリー【James Matthew Barrie】
[1860〜1937]英国の劇作家・小説家。幻想と現実とを織り交ぜた、風刺・ユーモアに富む喜劇で知られる。戯曲「あっぱれクライトン」「ピーター=パン」など。
パーキンソン【James Parkinson】
[1755〜1824]英国の医師。1817年、パーキンソン病を初めて報告した。アマチュアの古生物学者でもあった。
ヒルトン【James Hilton】
[1900〜1954]英国の小説家。のち、米国に帰化。独特のユーモアとペーソスで知られる。作「チップス先生さようなら」など。
ビッドル【James Biddle】
[1783〜1848]米国の海軍軍人。望廈条約の批准書交換のため清を訪れた帰途、弘化3年(1846)に日本の浦賀に来航して開国を求めた。しかし、小型艦2隻のみで、また威圧を避けたため交渉は失敗し...
ファント‐ホッフ【Jacobus Henricus van't Hoff】
[1852〜1911]オランダの化学者。立体化学を創始し、化学平衡の熱力学、希薄溶液理論を発表。F=W=オストワルトと「物理化学雑誌」を創刊、物理化学の基礎を築いた。1901年ノーベル化学賞受賞。