アンドリッチ【Ivo Andrić】
[1892〜1975]ユーゴスラビアの小説家・詩人。ボスニア‐ヘルツェゴビナ生まれ。ボスニアを舞台とした作品で知られる。1961年にノーベル文学賞を受賞。作「ドリナの橋」「トラブニク年代記」「呪...
いだいけ【韋提希】
《(梵)Vaidehīの音写》古代インド、マガダ国王頻婆娑羅(びんばしゃら)の后(きさき)。子の阿闍世(あじゃせ)王に幽閉された時に釈迦に「観無量寿経」を説かれたとされる。韋提希夫人(いだいけぶ...
エサウ【(ヘブライ)'ēśāw】
「旧約聖書」創世記中のイサクとリベカとの間の子。イスラエルの先祖であるヤコブの双生の兄。長子としての特権を、レンズ豆のスープ1杯で、弟ヤコブに売り渡した。
カルバン【Jean Calvin】
[1509〜1564]フランスの宗教改革者・神学者。厳格な聖書主義に基づき、神の絶対的権威を主張して予定説を唱えた。スイスのジュネーブに招かれて、市政と教会の改革を指導。主著「キリスト教綱要」に...
きょうとうみ【喬答弥】
《(梵)Gautamī》釈迦(しゃか)族の女子の姓。特に釈迦牟尼の叔母の摩訶波闍波提(まかはじゃばだい)をさす。生母の麻耶夫人(まやぶにん)が出産後7日目に死んだのち、代わって釈迦を養育した。憍...
ゴローニン【Golovnin】
⇒ゴロブニン
しょうまん【勝鬘】
「勝鬘夫人(しょうまんぶにん)」に同じ。 「勝鬘経」の略。
たかだや‐かへえ【高田屋嘉兵衛】
[1769〜1827]江戸後期の海運業者。淡路の人。西国・北国から松前に航路を開き、幕府の択捉(えとろふ)島開拓に参加。文化9年(1812)ゴロブニン幽囚の報復としてロシアの軍艦に捕らえられ、翌...
ぶつ‐も【仏母】
仏語。 1 法、すなわち教えのこと。 2 般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)、すなわち智慧のこと。 3 釈迦(しゃか)の実母の摩耶夫人(まやぶにん)、または養母の摩訶波闍波提(マハープラジャーパティ...
ペレス‐ガルドス【Benito Pérez Galdōs】
[1843〜1920]スペインの小説家。19世紀スペイン写実主義の代表者の一人。共和派代議士として専制政治に対抗したことでも知られる。著作に、19世紀のスペイン史を描いた歴史小説「国民挿話」など...