ブリン【Anne Boleyn】
[1507〜1536]英国王ヘンリー8世の2番目の王妃。エリザベス1世の母。王との結婚に対する教皇の反対が、英国における宗教改革のきっかけとなった。男子が生まれなかったので、王子を熱望する王によ...
ブルギバ【Habib Ben Ali Bourgiba】
[1903〜2000]チュニジアの政治家。1930年代以来独立運動を指導。56年、独立とともに首相、翌57年初代大統領に就任し、近代化政策と穏健外交を推進。87年、クーデターにより解任。
ブーシェ【François Boucher】
[1703〜1770]フランスの画家。明るく甘美な色彩で神話画や風俗画を描き、ロココ絵画を代表する一人となった。タペストリーの下絵、舞台装飾などでも活躍。
ブース【William Booth】
[1829〜1912]英国の宗教家。救世軍の創始者。ロンドン東部のスラム街に伝道し、貧民の救済と更生に尽くした。1907年(明治40)来日。著「最暗黒の英国及其救済策」。
ブーテナント【Adolf Friedrich Johann Butenandt】
[1903〜1995]ドイツの生化学者。女性ホルモンのエストロン、男性ホルモンのアンドロステロンの結晶単離、黄体ホルモンのプロゲステロンの結晶化などに成功。1939年、ルジチカとともにノーベル化...
ブーニン【Ivan Alekseevich Bunin】
[1870〜1953]ロシアの詩人・小説家。1933年ノーベル文学賞受賞。詩集「落葉」、小説「村」「アルセーニエフの生涯」など。
ブーバー【Martin Buber】
[1878〜1965]オーストリア生まれのユダヤ人哲学者。ハシディズムの復興に尽くし、ユダヤ・アラブ両民族の共存に努めた。著「我と汝」など。
ブール【George Boole】
[1815〜1864]英国の数学者。代数学を使って論理的推論を展開するブール代数を完成、記号論理学の基礎を築いた。また、不変式論を確立した。
ブールジェ【Paul Bourget】
[1852〜1935]フランスの小説家・批評家。実証主義・科学万能主義を批判、心理分析を重視した。評論「現代心理論叢」、小説「弟子」など。
ブールデル【Émile-Antoine Bourdelle】
[1861〜1929]フランスの彫刻家。ロダンに師事。作品は力強く構築性に富む。「弓を引くヘラクレス」など。