りくにょ【六如】
[1734〜1801]江戸中期の天台宗の僧侶・漢詩人。近江の人。俗姓は苗村。名は慈周。六如は字。江戸寛永寺明静院、京都善光院住持。宋詩を範として新詩風を興したことで知られる。著作に「六如庵詩鈔」...
ろくじょう‐てんのう【六条天皇】
[1164〜1176]第79代天皇。在位1165〜1168。二条天皇の皇子。名は順仁(のぶひと)。後白河上皇の院政がしかれていたが、退位して元服以前に太上天皇となった。
ろく‐そ【六祖】
中国禅宗の第6番目の祖、慧能(えのう)のこと。六祖大師。 中国天台宗の第六祖、湛然(たんねん)のこと。 日本天台宗の円珍のこと。
ろくそん‐のう【六孫王】
《父貞純親王が清和天皇の第6皇子であったところから》源経基(みなもとのつねもと)の異称。
ろくだい【六代】
[?〜1199?]平安末・鎌倉初期の人。平維盛(たいらのこれもり)の長男。平家滅亡後、北条時政に捕らえられ、斬られようとしたところを文覚(もんがく)によって救われ、出家して妙覚と号した。
ろくむさい【六無斎】
林子平(はやししへい)の号。自作の和歌「親も無し妻無し子無し板木無し金も無けれど死にたくも無し」による。
ろっかく‐しすい【六角紫水】
[1867〜1950]漆芸家。広島の生まれ。本名、注多良(ちゅうたろう)。古来の漆工技術を研究するとともに、白漆・色漆の改良に努めた。
ろっかく‐よしかた【六角義賢】
[1521〜1598]戦国時代の武将。近江(おうみ)観音寺城主。法名、承禎。足利義輝を擁立したため、義昭と結んだ織田信長に攻められて城を追われた。のち、三好・浅井氏と結んで信長と戦ったが敗れて降伏。