くろさわ‐おきなまろ【黒沢翁満】
[1795〜1859]江戸後期の国学者。伊勢の人。名は重礼。号、葎居(むぐらい)。桑名城主松平氏の家臣。本居宣長(もとおりのりなが)の門弟。著「言霊指南(ことだまのしるべ)」「葎居集」など。
たかしま‐しゅうはん【高島秋帆】
[1798〜1866]江戸後期の兵学者・砲術家。日本近代砲術の祖。長崎の人。名は舜臣(きみおみ)。通称、四郎太夫。オランダ人に蘭学・兵学・砲術を学び、高島流を創始。ペリー来航を機に講武所砲術指南...
つかはら‐ぼくでん【塚原卜伝】
[1489〜1571]室町後期の剣客。常陸(ひたち)の人。卜伝流(新当流)の祖。上泉伊勢守に新陰流を学び、流派を成したのち諸国を歴遊してその弘布に努めた。足利義輝(あしかがよしてる)・北畠具教(...
てらにし‐かんしん【寺西閑心】
江戸初期の侠客。尾張の人。江戸で剣術を指南。のち禅門に入ったが、還俗して侠客となった。生没年未詳。
とうじょう‐ぎもん【東条義門】
[1786〜1843]江戸後期の国学者。若狭の人。用言の活用や「てにをは」などの研究に貢献。著「山口栞」「活語指南」など。