いえなが‐さぶろう【家永三郎】
[1913〜2002]歴史学者。愛知の生まれ。東京教育大・中央大教授。古代から近代にいたる日本思想史を研究。三次にわたる教科書裁判の原告としても知られる。著書に「日本思想史に於ける否定の論理の発...
いしもり‐のぶお【石森延男】
[1897〜1987]児童文学作家。北海道の生まれ。中学校の教師などを経て国定教科書の編集に従事。「コタンの口笛」で第1回未明文学賞受賞。他に「咲きだす少年群」「バンのみやげ話」「桐の花」など。
さかもと‐かじま【坂本嘉治馬】
[1866〜1938]出版実業家。高知の生まれ。小野梓(おのあずさ)に師事し、明治19年(1886)東京神田に冨山房を創立。辞典・学術書・教科書などを刊行した。
シュタムラー【Rudolf Stammler】
[1856〜1938]ドイツの法哲学者。新カント学派の法哲学を樹立。著「経済と法」「法哲学教科書」など。
はやし‐つるいち【林鶴一】
[1873〜1935]数学者。徳島の生まれ。東北大教授。日本最初の数学専門誌「東北数学雑誌」を創刊し、和算の研究家としても活躍。教科書・啓蒙書の著作も多い。
やまがた‐ていざぶろう【山県悌三郎】
[1859〜1940]教育者。近江の生まれ。教職を経て文部省御用掛(がかり)となり、教科書の編纂(へんさん)にたずさわる。下野して後の著作に「教育哲学史」「進化要論」など。
リスト【Franz von Liszt】
[1851〜1919]ドイツの刑法学者。応報刑主義を批判して、目的刑主義や主観主義刑法理論を展開。また、刑事政策・社会政策の重要性を説いた。著「ドイツ刑法教科書」など。