口下手/訥弁/とつとつ/口重 の解説 - 小学館 類語例解辞典

口下手/訥弁/とつとつ/口重 の共通する意味

言いたいことを十分に表現できないこと。

英語表現 ineloquent

国語辞書で調べる 口下手 訥弁 とつとつ 口重

口下手/訥弁/とつとつ/口重 の使い方

口下手 【名・形動】
▽口下手な人
訥弁 【名・形動】
▽訥弁だが実行力のある人
とつとつ 【形動(たる・と)
▽とつとつとして経験を語る
口重 【形動】
▽口重な人 ▽彼女はなかなか口重だ

口下手/訥弁/とつとつ/口重 の使い分け

「口下手」は、話し方が下手で、思ったことを人にうまく言えないこと。
「訥弁」は、言葉がつかえたり、どもったりして、滑らかにしゃべれないこと。
「とつとつ」は、口ごもりながら、つかえつかえ話すさま。「訥訥」とも書く。
「口重」は、口数自体が少ないこと。話し方が下手であるとか、滑らかにしゃべれないとかいうことではない。

口下手/訥弁/とつとつ/口重 の反対語

▼口下手⇔口上手 訥弁⇔達弁・能弁

口下手/訥弁/とつとつ/口重 の関連語

舌足らず 【名・形動】
舌が十分に動かず、言語が不明確なこと。また、説明や言い回しなどが行き届かず、表現が不十分なこと。「したったらず」とも。「舌足らずな話し方」「舌足らずな文章」
口籠る 【ラ五】
ためらってはっきり言わない。また、言葉に詰まる。「彼は結婚の話になるといつも口ごもる」

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