どっと/どやどや の解説 - 小学館 類語例解辞典

どっと/どやどや の共通する意味

人が大勢集まるさまを表わす語。

国語辞書で調べる どっと どやどや

どっと/どやどや の使い方

どっと 【副】
▽求人広告を出したら、応募者がどっと集まった ▽ファンがどっと押し寄せた
どやどや 【副】
▽カメラマンが会場にどやどやと入ってきた

どっと/どやどや の使い分け

「どっと」は、大勢の人が一度に集まるさまを表わすのに対して、「どやどや」は、一時にある場所に騒がしく出入りするさまを表わし大人数の場合には使わない。「どやどや」は、量の多さよりも、騒がしい様子に意味の重点がある。[英]noisily(どやどや)
「どっと」は、「生徒たちがどっと笑い声をあげた」のように、大勢の人が一度に声を上げるさまや、「涙がどっとあふれ出た」「仕事が終わったとたん、どっと疲れが出た」のように、量や勢いが急に増すさまを表わすこともある。

どっと/どやどや の関連語

わんさわんさ 【副】
大勢の人が次々に押し寄せるさま。話し言葉として用いられる。「ステージの前には若者がわんさわんさと詰めかけた」
ぞろぞろ 【副】
人や物があとからあとから続いているさま。「地下室から人がぞろぞろと出てきた」「調べてみたら余罪がぞろぞろ出てきた」

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