反芻(はんすう) の類語・言い換え
ブックマークへ登録噛む/噛み砕く/咀嚼/反芻 の使い方
噛む/噛み砕く/咀嚼/反芻 の使い分け
- 1
- 「噛む」は、最も一般的な語。歯で傷をつける意、歯状のものではさむ意にも用いる。また、慣用的に、「かんで吐き出すよう(=不愉快な様子でそっけなくいうさま)」「この件には彼が一枚かんでいる(=関与している)」のようにも用いられる。[英]to bite
- 2
- 「噛み砕く」は、かんだ結果として砕くことになるので、かむ動作が強く徹底することになる。
- 3
- 「咀嚼」「反芻」は、文章語的である。
- 4
- 「反芻」は、一度飲み込んだ食物を再び口腔(こうこう)に戻し、さらによくかみつぶしてから飲み込むことで、牛などに見られる。[英]to chew
- 5
- 「噛む」「噛み砕く」には、難しいことを分かりやすくする意の用法がある。「かんで含めるように話す」「わかるようにかみ砕いて説明する」
- 6
- 「咀嚼」「反芻」には、よく考える、理解する意もある。「親の言葉を何度も咀嚼して考えた」「師の言葉を何度も心の中で反芻した」
カテゴリ
#人間の動作#飲食