に至るまで/に(へ)かけて/にわたって/を通じて の解説 - 小学館 類語例解辞典

に至るまで/に(へ)かけて/にわたって/を通じて の共通する意味

終点・範囲を表わす。

に至るまで/に(へ)かけて/にわたって/を通じて の使い方

に至るまで
▽頭から足先に至るまでのほぼ全身がぐしょ濡れだ ▽大都市の学校はもちろんのこと、山村の小さな分校に至るまで、統一されたカリキュラムで教育が行われている
に(へ)かけて
▽(1)宇都宮から那須へかけての区間で道路が渋滞している ▽(2)県の南北にかけて川が流れている
にわたって
▽台風により町のほぼ全域にわたって被害が出た ▽五〇日間にわたって・の舞台公演
を通じて
▽あらゆる民族を通じて共通に見られる意識を明らかにしたい ▽環境問題を解明するため、極地の気象を通じての綿密な研究が始まった

に至るまで/に(へ)かけて/にわたって/を通じて の使い分け

「に至るまで」「に(へ)かけて」は、起点の「から」を用いて、「~から…に至るまで」「~から…に(へ)かけて」の形で、時間的・空間的な範囲をさし示すことが多い。
「に至るまで」では、終点が明確に定められているが、「に(へ)かけて」は、かなり曖昧(あいまい)で、終点の付近でさえあればはっきり定められていなくてもよい。「に(へ)かけて」の例文(2)などはむしろ、またがるといった意である。
「に(へ)かけて」は、時間的・空間的なある点を受けて、起点と終点の両方にまたがることを表わせるが、「にわたって」は、時間的・空間的な幅のある言葉を受ける必要がある。それは、「にわたって」が、時間や場所がある範囲全体に及ぶことを表わす表現だからである。
「にわたって」と同じように、時間や場所がある範囲全体に及ぶことを表わすものに「を通じて」がある。「を通じて」には、この用法を一歩前進させた、物事がある期間継続して行われることを表わす用法もある。

に至るまで/に(へ)かけて/にわたって/を通じて の類語対比表

出会いから結婚…のトータルサービス六月三日から九日…行われる六月三日から五日間…行われる大陸の東西…広がる高原人類の歴史…いつの時代にも見られる
に至るまで
に(へ)かけて
にわたって
を通じて

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