脂肪/脂肪油/脂/油/油脂 の解説 - 小学館 類語例解辞典

脂肪/脂肪油/脂/油/油脂 の共通する意味

動植物に含まれている不揮発性の化合物で、脂肪酸とグリセリンの結合したもの。

英語表現 fat

国語辞書で調べる 脂肪 脂肪油 油脂

脂肪/脂肪油/脂/油/油脂 の使い方

脂肪
▽脂肪はエネルギー量が大きい ▽腹に脂肪がつく ▽脂肪ぶとり ▽皮下脂肪
脂肪油
▽オリーブ油は脂肪油の一種である
▽豚の脂 ▽顔に脂が浮く ▽脂がのった鮪(まぐろ)
▽菜種の油 ▽まるで水と油だ ▽油を売る(=仕事を怠けてむだ話をする) ▽油を絞る(=厳しくしかってこらしめる)
油脂
▽植物性油脂

脂肪/脂肪油/脂/油/油脂 の使い分け

ふつう、常温で固体のものを「脂肪」「脂」、液体のものを「脂肪油」「油」といい、総称して「油脂」という。
「油脂」は、蛋白(たんぱく)質・炭水化物とともに、生物体を構成する三大要素の一つである。
肉の「あぶら」を「膏」と書くこともある。
「油」には、石油および石油製品の意もある。また、活動の原動力になるものを比喩(ひゆ)的にいい、特に酒をさすことが多い。「機械に油をさす」「油が切れて元気がない」

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#衣食住#食品

脂肪/脂肪油/脂/油/油脂 の類語 - 日本語ワードネット

脂肪 の類語

エネルギー源として働く体脂肪を含む生体組織の一種; また重要臓器を保護して、絶縁する の意

有機的な組織で起こって、脂質の混合物から成る軟質の油性物質(ほとんどトリグリセリド) の意

の類語

豚の脂肪組織溶かして得られた柔らかくて白い半固体の油脂 の意

有機的な組織で起こって、脂質の混合物から成る軟質の油性物質(ほとんどトリグリセリド) の意

固体か半個体の粘質性のある物質で、ある種の植物からの滲出物として得られるか、あるいは単純分子の重合で作られる の意

の類語

水と融和しない、物を滑らせやすいまたは粘性のある液体あるいは液状化する物質 の意

油脂 の類語

有機的な組織で起こって、脂質の混合物から成る軟質の油性物質(ほとんどトリグリセリド) の意

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