庵/庵/庵室/草庵/草堂 の解説 - 小学館 類語例解辞典

庵/庵/庵室/草庵/草堂 の共通する意味

わら、カヤなどでふいた小さく粗末な家。

英語表現 a thatched cottage

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庵/庵/庵室/草庵/草堂 の使い方

(あん)
▽奥深い山に庵を結ぶ
(いおり)
▽世を捨てていおりにこもる
庵室
▽一部屋だけの庵室で暮らす
草庵
▽山中に草庵を結ぶ
草堂
▽旅の途中草堂で夜を明かす

庵/庵/庵室/草庵/草堂 の使い分け

「庵(あん)」「庵(いおり)」「庵室」は、特に僧、世捨て人、風流人などが住む小屋をいう。
「草庵」「草堂」は、草ぶきの粗末な家を一般的にいうが、自分の家をへりくだっていうときにも使われる。
「草庵を結ぶ」のように、いずれも後に「結ぶ」を続けて、「作る」の意を表わす。
「庵(あん)」は、僧、風流人などのすまいや店の名として接尾語的に用いることがある。「芭蕉(ばしょう)庵」

庵/庵/庵室/草庵/草堂 の関連語

東屋
柱と屋根だけの小さな建物。庭園などの休憩所として作られる。「四阿」「阿舎」とも書く。「庭の東屋で休む」

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