あらいば【洗い場】
1 (物干し場に対して)洗濯する所。 2 (料理屋などの板場 (いたば) に対して)食器を洗う所。 3 浴室でからだを洗う所。
あらいはくせき【新井白石】
[1657〜1725]江戸中期の儒学者・政治家。名は君美 (きんみ) 。木下順庵の高弟。6代将軍徳川家宣 (いえのぶ) に仕えて幕政に参与し、朝鮮通信使の待遇簡素化、貨幣改鋳などに尽力。著に「藩翰譜」「読史余論」「西洋紀聞」「古史通」「折たく柴の記」など。
あらいはり【洗い張り】
着物を解いて洗い、のりをつけて広げた布を、張り板に固着させたり、伸子 (しんし) で張ったりして乾かす方法。
あらいまるた【洗い丸太】
砂とシュロの毛でこすって磨き、つやを出した杉の丸太。床柱などに用いる。磨き丸太。
あらいまん【新井満】
[1946〜2021]小説家。新潟の生まれ。本名、満 (みつる) 。「尋ね人の時間」で芥川賞受賞。他に「ヴェクサシオン」「カフカの外套 (がいとう) 」など。シンガーソングライターとしても知られ、作者不詳とされる英語詩「Do not stand at my grave and weep」を訳し、曲をつけた「千の風になって」がある。
あらいもとこ【新井素子】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、手嶋。高校在学中に「あたしの中の…」で第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し作家デビュー。女学生の話し言葉を取り入れた独特の文体で注目される。「チグリスとユーフラテス」で日本SF大賞受賞。他に「グリーン・レクイエム」「ネプチューン」「おしまいの日」など。
あらいもの【洗い物】
食器・衣類などで、洗うことになっているもの。また、それを洗うこと。「—がたまる」
あらいや【洗い矢】
銃腔 (じゅうこう) 内を掃除する金属棒。先端に刷毛 (はけ) ・布などがついている。
あらいよね【洗い米】
神前や仏前に供えるために洗い清めた白米。洗米 (せんまい) 。