あわせたきもの【合(わ)せ薫き物】
数種類の香を練り合わせたもの。合わせ香。練り香。「よき沈 (ぢん) —多くくべて」〈宇津保・蔵開上〉
あわせつぎ【合(わ)せ接ぎ】
同じ太さの台木と接ぎ穂を、同じ角度で斜めに切り、切り口を密着させてしばる接ぎ木方法。
あわせつち【合(わ)せ土】
赤土に石灰・砂利・にがりなどをまぜてたたき固めたもの。土間や溝・泉水の底などに使用。たたきつち。
あわせづめ【合(わ)せ爪】
琴の演奏法で、親指と中指とで、2本の弦を同時にはじくもの。
あわせど【合(わ)せ砥】
1 粗研ぎのあとの仕上げに使う、質が密で硬い砥石 (といし) 。 2 砥石の凹凸をならしたり、表面に付着したあぶらを取ったりするのに使う粘板岩の小さな石。
あわせどう【合(わ)せ銅】
合わせ吹きをした銅。
あわせばおり【袷羽織】
裏地のついた羽織。袷仕立ての羽織。
あわせはぎ【合(わ)せ矧ぎ】
矢羽のはぎ方の一。異なる種類の鳥の羽を取り合わせて矢をはぐこと。まぜはぎ。
あわせばし【合(わ)せ箸】
「箸渡し2」に同じ。
あわせばり【合(わ)せ梁】
柱の両面を二材で挟み、ボルトで締め合わせた梁。