意地でも
行きがかり上、無理にでも。意地になって。「—完成させよう」
意地に掛かる
無理にでも自分の意地を押し通そうとする。意地になる。「—・っても事の真相を知りたくなってるんだ」〈里見弴・今年竹〉
意地になる
どうしても自分の主張や行動を押し通そうとする。我 (が) を張る。「—・って反対する」
意地を張る
頑固に自分の考えや行動を押し通そうとする。「つまらないことに—・るな」
いじくさり【意地腐り】
心根が卑しく、節操のないこと。また、その人。いくじなし。「そなたのやうな—に、小判の梃子 (てこ) でも動 (いご) く女郎ぢゃないぞや」〈浄・寿の門松〉
いじしりょう【維持飼料】
家畜類の生存に必要な、最少の養分を含む飼料。→生産飼料
いじずく【意地尽く】
意地を張り通すこと。いじばり。「—でやりとげる」
いじっぱり【意地っ張り】
[名・形動]《「いじばり」の音変化》こうと思ったことは、よくても悪くても押し通すこと。また、そのさまや、そういう人。強情っぱり。「—な子」
いじてきしゆうどうたい【異時的雌雄同体】
雌雄同体の生物のうち、成長過程で雄から雌、または雌から雄に性転換し、一生の間に雌雄両方の性で繁殖できる生物。雌から雄に転換する雌性先熟(ベラ・ブダイ・エゾフネガイなど)、雄から雌に転換する雄性先熟(コチ・クマノミ・ホッコクアカエビなど)、雌雄どちらにも何度でも転換する両方向性転換(ダルマハゼなど)がある。隣接的雌雄同体。→同時的雌雄同体
いじどうくん【異字同訓】
異なる漢字でありながら、意味の近い語が、訓で読む場合に同じになるもの。「足・脚」「堅い・固い・硬い」の類。