いちょうあし【銀杏脚】
膳 (ぜん) などの、脚の末が広くイチョウの葉の形をしたもの。
いちょういも【銀杏芋】
ナガイモの栽培品種。芋が扁平でイチョウの葉の形をしている。
いちょううきごけ【銀杏浮苔】
ウキゴケ科のコケ。沼や水田に浮遊し、長さ1〜1.5センチ、幅4〜8ミリで、二股 (ふたまた) 状に分かれ、表面は青緑色、裏面は紫色。雌雄異株。いちょうごけ。
いちょうえん【胃腸炎】
胃腸が炎症を起こし、腹痛・嘔吐 (おうと) ・下痢などの症状を呈する病気の総称。胃腸カタル。
いちょうがえし【銀杏返し】
女性の髪形の一。鬢 (びん) ・髱 (たぼ) ・前髪を束ねた髪を左右二つに分けて、低い髷 (まげ) を作ったもの。江戸末期から流行し、明治・大正ごろが最盛期であった。
いちょうがしら【銀杏頭】
江戸時代の男性の髪形の一。髷 (まげ) のはけ先をイチョウの葉のような形に広げた結い方。
いちょうがた【銀杏形】
イチョウの葉のような形。半円形を中央で二分した形。
いちょうがっき【移調楽器】
楽譜に記された音と実際に出す音の高さが異なる楽器。クラリネット・ホルン・トランペットなど、管楽器に多い。
いちょうがに【銀杏蟹】
イチョウガニ科のカニ。甲は幅約10センチ、扇形をし暗褐色で、前縁に三角形状のとげが並ぶ。東京湾以南の海底にすむ。
いちょうぎり【銀杏切り】
大根・人参などを縦四つに切り、さらにそれを端から横に薄く切ること。また、その切ったもの。イチョウの葉の形に似る。