いぶきおろし【伊吹颪】
伊吹山から吹き下ろす寒風。
いぶきじゃこうそう【伊吹麝香草】
シソ科の小低木。山地の日当たりのよい所に生え、地上をはい、高さ3〜15センチ。全体に香りがある。葉は小さく、対生する。夏、淡紅色で唇形の小花が集まって咲く。百里香 (ひゃくりこう) 。千里香 (せんりこう) 。
いぶきとらのお【伊吹虎の尾】
タデ科の多年草。山地に生え、高さ50〜80センチ。根茎は肥厚し、黒褐色。茎は枝分かれせず、鞘 (さや) 状の長い托葉がつく。夏から秋、淡紅色または白色の小花を密に穂状につける。根茎は薬用。
いぶきびゃくしん【伊吹柏槙】
イブキの別名。
いぶきぼうふう【伊吹防風】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約90センチ。茎は直立して分枝する。葉は羽状複葉。夏、白い小花が集まって咲く。
いぶきもぐさ【伊吹艾】
伊吹山中でとれるヨモギで作ったもぐさ。
いぶきやま【伊吹山】
滋賀県の米原市にある山。岐阜との県境をなす。伊吹山地の主峰。標高1377メートル。薬草や植物の種類に富む。