かそくき【加速器】
電子・陽子などの荷電粒子を、電界・磁界の作用で加速し、高エネルギーの粒子にする装置。その粒子線同士を衝突させて素粒子などの研究を行い、また医学・工業用の放射線源とする。線型加速器と、サイクロトロン・シンクロサイクロトロン・シンクロトロンなどの円形加速器がある。
かそくきしつりょうぶんせき【加速器質量分析】
⇒エー‐エム‐エス(AMS)
かそくけい【加速系】
慣性系に対して、加速度運動をしている座標系。加速度系。非慣性系。
かそくしゃせん【加速車線】
高速道路で、ランプウエーから続く本線外側の直線車線。本線を走行する車の速度に適合するように加速するための区間。
かそくでんあつ【加速電圧】
正負両極の間にある荷電粒子を加速するために、両極に加える電圧。
かそくど【加速度】
1 一定時間内の速度の変化の割合。 2 物事の変化の速さがしだいに増していくこと。「科学の進歩に—がつく」
かそくどけい【加速度計】
⇒加速度センサー
かそくどげんり【加速度原理】
投資水準決定に関する経済理論。資本設備と国民所得との間に一定の比率関係が存在すると想定し、消費の増加が資本財に対する需要を呼び起こす波及関係を説明する。1917年にJ=M=クラークによって体系化されたが、その後は乗数理論と組み合わせて、景気循環の分析に用いられることが多くなった。
かそくどセンサー【加速度センサー】
加速度を計測する装置。ロボットの姿勢制御、自動車のエアバッグの作動装置、コンピューターゲームのコントローラー、スマートホンなどに利用される。近年はMEMS (メムス) などの超微細加工技術により、ばねにつながれた可動部と周囲の電極の間の静電容量の変化を電気信号に変換し、加速度を得る小型のセンサーも開発されている。傾きを検出するジャイロセンサーとともに、モーションセンサーともよばれる。加速度計。アクセロメーター。
かそくどてき【加速度的】
[形動]程度がどんどん増すさま。「—に経営状態が悪化する」