奇貨居くべし
《秦の商人呂不韋 (りょふい) が趙に人質になっていた秦の王子子楚 (しそ) を助けて、あとでうまく利用しようとしたという「史記」呂不韋伝の故事から》珍しい品物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材料になるだろう。得がたい好機を逃さず利用しなければならない意にいう。 [補説]書名別項。→奇貨居くべし
きかいせい【幾何異性】
立体異性の一。有機化合物の分子、あるいは錯体内配位子の立体配置の違いによって生じる異性現象。
きかいせいたい【幾何異性体】
化学構造式は同じであるが、分子あるいは錯体での立体配置の違いによって生じる異性体。シス型とトランス型など。→立体異性体
きかがく【幾何学】
図形や空間の性質を研究する数学の一部門。紀元前300年ころ、ユークリッドによって集大成され、現在は、微分幾何学・代数幾何学・位相幾何学などに発展。幾何。
きかがくてきせいしん【幾何学的精神】
パスカルの用語。幾何学の方法に示されるように、少数の原理から出発して秩序正しく推論を継続していく合理的な認識の精神。⇔繊細の精神。
きかがくてきもよう【幾何学的模様】
直線と曲線によって構成された抽象的模様。
きかがほう【幾何画法】
幾何学の原理によって物の形を描く方法。製図の細密なことを主とし、定規・コンパスなどを用いて描く。
きかかよそう【幾何化予想】
数学の命題の一。1982年に米国の数学者ウィリアム=サーストンが提出。「どのような三次元多様体も、8種類の幾何構造のいずれかに分解される」というもの。2003年にグレゴリー=ペレルマンによって証明された。
きかき【気化器】
⇒キャブレター
きかきゅうすう【幾何級数】
⇒等比 (とうひ) 級数