きそりえき【基礎利益】
生命保険会社が本業で得た利益を示す指標。一般の会社の営業利益に近い。保険料等収入・利息及び配当金等収入などの収入から、保険金等支払金や事業費などの費用を差し引いて算出。基礎利益に、有価証券の売却損益や、臨時損益を加減すると経常利益になる。
きそしっかん【基礎疾患】
ある病気や症状の原因となる病気。例えば、高血圧症・高脂血症・糖尿病は虚血性心疾患の基礎疾患とされる。
きそそうとう【起訴相当】
検察審査会が議決する審査結果の一。検察官が不起訴とした事件について、検察審査会が起訴を相当と認める場合、審査員の3分の2(8人)以上の多数をもって議決する。検察官は再度捜査を行う。ここで検察官が再度不起訴とした場合、検察審査会は再度審査を行う。検察審査会が再び起訴相当と認めた場合、検察官に意見を述べる機会を与えた上で、審査員の3分の2以上の多数をもって起訴議決がなされ、裁判所が指定する弁護士により公訴が提起される。これにより被疑者は強制的に起訴される。→不起訴相当 →不起訴不当
きそぎけつ【起訴議決】
検察審査会制度において、検察審査会が第二段階の審査を行い、被疑者を起訴するべきであると判断した場合の議決。→強制起訴 [補説]検察審査会が第一段階の審査で起訴相当と議決したのに対し、検察官が改めて不起訴処分とした場合、または法的期間内に処分を行わなかった場合に、検察審査会が行う第二段階の審査で11人の検察審査員のうち8人以上が起訴するべきと判断した場合にこの議決を行う。
きそけんきゅう【基礎研究】
特別な応用・用途を直接に考慮することなく自然世界を追究し、仮説・理論の形成や新しい自然認識を得るために行われる理論的・実験的研究。→応用研究
きそていすう【基礎定数】
⇒普遍定数
きそぶつりていすう【基礎物理定数】
⇒普遍定数
きそせいぶつがくけんきゅうじょ【基礎生物学研究所】
自然科学研究機構を構成する大学共同利用機関の一つ。分子・細胞レベルでの生物現象の解明を目指し、細胞生物学・発生生物学・神経生物学・進化多様性生物学・環境生物学・理論生物学・イメージングサイエンスの7領域で研究活動を行う。また、大学院教育も行っている。所在地は愛知県岡崎市。昭和52年(1977)創設。基生研。NIBB(National Institute for Basic Biology)。
きそがくりょく【基礎学力】
さまざまな学習の基礎となる知識や能力。読み・書き・計算など。
きそりょく【基礎力】
学問・業務・スポーツなどを身につける際に、もっとも基本となる知識や技術。「数学の—をつける」